海遊館日記

カラフルな紐♪

  • 2010.01.31
  • 海獣担当
  • 飼育担当
これはアシカやアザラシ、イルカなどの海獣類のトレーニングを行う際に使用するホイッスルです。
「ピッ」という音を鳴らしてOKサインを出します。
ご覧の通り、紐の色は人によって様々です。中にはセンスの悪い係員も・・・(笑)
しかも、これ1つ1つ微妙に音が違うんですよ!また、吹く息の強さによっても変化します。
さて、動物たちは音の違いに気付いているんでしょうか???
PA300041.JPG

改修工事を行いました!

  • 2010.01.29
  • 海獣担当
  • 飼育担当

1月12~14日の休館日を利用して、「エクアドル熱帯雨林」水槽の改修工事を行いました。

まず、全生物を予備水槽に移動させ、水槽の水をすべて抜きました。

中でも、キュビエムカシカイマンの移動作業はとても大変でした。

小さいとは言え、ワニはワニです!とんでもないパワーがあり、捕獲で使用する網に絡まって怪我をさせてしまう可能性もあります。

男性スタッフ数名が汗をダラダラ流しながら、慎重に作業を進めました。正直、ヒヤっとする場面もありましたが・・・。

その後、オオヨコクビガメと魚を取り上げ・・・結局、移動作業が終了した時は夜中になっていました。

そんな苦労もあり、改修工事は無事成功!とても自然に違和感なく仕上がっています。

改修した水槽内の様子は写真ではなく、実際に見に来て頂きたいと思います!

変わったところがわかるでしょうか??

10.1.22.JPG

新しくなった水槽で休んでいるワニたち。落ち着いている様子を見てホッしました。

ペンギンの耳(オウサマヒナ成長記録)

  • 2010.01.28
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当

皆さんはペンギンの耳って見たことがありますか?

実はペンギン、耳がとってもいいんです。

ペンギンの大部分は、大集団を作って繁殖をするのですが、その時に、赤ちゃんペンギンは

自分のお父さん・お母さんを鳴き声で識別していると言われています。

たくさんいるペンギンの中から、自分のお父さん・お母さんを探すのってすごく大変そうですね。

では、ペンギンの耳がどこにあるのかというと...

hina mimi.JPG

目の後ろにある小さな黒い穴、これがペンギンの耳なんです。

私たち、人間のように耳たぶはありません。小さな穴が開いているだけなんですね。

大人になると羽根がびっしり生えて、耳はどこにあるか見えなくなってしまいますが、
 
ヒナのふわふわ綿羽のうちは耳の位置がとってもわかりやすいんです。

皆様もぜひ、ペンギンの耳を探してみてくださいね。

海遊館の台所事情!?

  • 2010.01.26
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館では多くの生きものを飼育しています。
そこで我々飼育係員は新鮮なえさを準備しなくてはなりません。
ジンベエザメが食べるオキアミから、イルカやアシカが食べるお魚さんまで。
そこで特に気を付けているのが、

saba.jpg

えさのお魚さんなんです。
実はときどきお魚さんの中にあるものが入っているからです。
それを調べるのがお魚さんの下にある長方形の物体です。

kinnzokutannchiki.jpg

この物体の上へえさのお魚さんをのせてチェックをします。
すると、あるものが入っているとこの機械が「ビーッ、ビーッ」と警報音を発するんです。
ゆっくりとえさのお魚さんのおなかをみてみると、「なんと釣り針が・・・」
実はこの長方形の正体は、「金属探知機」なんです。

hari.jpg

これが実際にえさのお魚さんから出てきた釣り針です。
あやまってこの釣り針を、アシカやイルカが食べてしまうとさあ大変!!

我々飼育係員は、これからも多くの生きものたちがより健康に安心して生活できるよう、
根気よく努力していきます。

ここまでなる!?

  • 2010.01.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

去年の12月2日に続いて潜水掃除のお話です。

今回はダイバーの右手に持っているものに注目してください!

見たまんまなのですが、普通のスコップです。これは底砂の中に溜まったゴミを掘り返すために使用しています。

この普通のスコップですが、毎日々使用していくといつのまにか普通じゃないことになるんです。

どうなるかというと・・・下の写真をご覧ください。
100124niiya1.JPG

こうなります!!

新品と使用品でこんなに長さが違います。ここまでなるには半年から一年かかりますが、スコップも

ここまで使ってもらえると満足でしょう(笑)
100124niiya2.JPG


暑さ対策(オウサマヒナ成長記録)

  • 2010.01.24
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当

下の写真に写ったあやしい機械。

ヒナの健康管理のために重要な機械なんですが、何かわかりますか?

supottoku-ra-.JPG

実はこれ、ヒナを飼育している保育器内の温度を下げるためのクーラーです。

生まれたばかりのヒナは、まだ防寒用の羽根がしっかりと生えていないため、

寒さに弱く、親ペンギンのあったかいお腹の下で1日の大半を過ごしますが、

ヒナが成長するにつれ、ふわふわの綿羽(めんう)とよばれる防寒用の羽根が

生えてくるため逆に暑さに弱くなってしまうのです。

親ペンギンが育てている場合は、お腹の下からヒナが顔や体を出したりして

調整できるのですが、人工育雛の場合は保育器の温度をどんどん下げて

あげないといけないのです。

そんな時に登場するのが上のごっついクーラー。

このクーラーのほかに、保冷剤、扇風機なども使います。

ちなみに暑いときはこんな感じで腹ばいになって寝ています。

hina betane.JPG




黒いスズメ

  • 2010.01.21
  • 広報担当
  • 海遊館

ここ数日、天保山ハーバービレッジを賑わせているものがあります。

それは、

黒いスズメ!!

テレビや新聞でもたくさん取り上げられているので、ご存じの方もおられるかと思います。

こちらの警備員や清掃スタッフによると、2,3か月前から目撃されているようで、

真っ黒のものと、黒みがかった茶色いものがいるとのこと。

恥ずかしながら、我々広報担当は全く知らず、新聞社の方が独自に取材された記事を

見て、初めて知ったという次第です・・・。

という訳で、さっそく写真を撮影してきました。

 

その前に、野生の鳥を許可なく捕まえたり、飼育することは鳥獣保護法で禁じられています。

また、ついエサを与えたくなりますが、しかしその結果、自分でエサを採る能力が低下したり、

栄養の偏りや、食べ過ぎ、肥満による健康不良に繋がります。

あくまでも自然のまま静かに見守ってください。ご協力お願いします。

では、ご覧ください。

kurosuzume.jpg

 

 たしかに全身真っ黒、足まで真っ黒のスズメです。

これは色素の異常による「黒化(こっか)」とよばれる現象で、スズメでこのようなことが起きるのは

極めて珍しいそうです。

あくまでも自然に見守ってくださいね。

 

 

「キミ誰~?」

  • 2010.01.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当

大変好評をいただきました「ふれあいライブ館」は、1月11日をもちまして終了となりました。そして、翌日からの休館日にふれあい水槽の解体作業を行いました。

その休館日の出来事です。排水溝を開けたところ、思わぬ生物が現れました!

 100115kawashita.JPG

黒い穴の中に、白くて丸いものがいっぱいついているのが見えますか?
実はこれ、クラゲのポリプなのです!
もちろん「ふれあい水槽」にクラゲはいませんでした。
海水に紛れ込んできて、こんな場所で繁殖したのだと思います。すごい生命力!

100115kawashita2.JPG

ケースに移してみました。
クラゲ担当が責任をもって育てることにします。
うまくいけば、このポリプからクラゲの赤ちゃんが生まれてきます!!


え?なにクラゲかって?
 

・・・・・・・・さぁ。(笑)
 

ポリプだけでは種類を特定することは難しいのです。
何クラゲになるのでしょうか...、僕もとっても楽しみです。

太平洋水槽に「鬼」が現わる...?!

  • 2010.01.19
  • 魚類担当
  • 海遊館

1月16日(土)より、「太平洋」水槽に鬼の姿をしたダイバー、その名も「オニさんダイバー」が現れました。赤い体にトラ柄のパンツ、頭にはツノが2本生えていて、いかにも強そうです。

海遊館では、海遊館ならではの「節分の日」を味わっていただこうと、5年前からこの時期に「オニさんダイバー」が登場しています。

実はオニさんダイバーの本当(?)の仕事は、水槽内の清掃です。片手に金棒ならぬ吸盤をもちながら、一生懸命水槽の壁やアクリルを磨いたり、水槽の底にたまったゴミを掃除したりしています。

20100117.JPG


でも、皆さんと目が合うと、手を振ったりジャンケンをしたり遊んでくれますので、「オニさんダイバー」を見つけたら、大きく手を振ってね。

2月3日(水)まで待ってま~す。

20100117-2.JPG

休館日は大忙し

  • 2010.01.18
  • スクール担当
  • 飼育担当
100115kyukanbiuno.JPG

何をしているところか、わかりますか?

水槽に入った2名の魚類係員が網を抱え魚を追っているところです。

111日で特別企画展示「ふれあいライブ館」が終了したので、それまでふれあい水槽に展示していたサメやエイなどを取り上げたのです。

最後に残ったのは、コガネシマアジ。捕まえにくかったので、途中で水を抜いて水位を下げ、あと、もう少しです。1時間ぐらいかけて取り上げた魚たちは、ジンベエザメのいる「太平洋」水槽や、トンネル型の「アクアゲート」水槽へ移動しました。

魚たち以外にも、ペンギンやカピバラ、カワウソなども、みんな無事に予備水槽へ引っ越しました。


意外に思われるかもしれませんが、休館日の飼育係員は大忙しなのです。

計ってます

  • 2010.01.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当
 下の写真の銀色の平べったい物は、海遊館のカリフォルニアアシカ、ゴマフアザラシ用の体重計です。
大きさは縦1.8m×横1.2m×高さ7cmです。



 次はカリフォルニアアシカの体重測定の様子です。1頭1頭お行儀よく乗ってくれるため、とてもスムーズに作業が進みます。ちなみにこの体重計は1トンまで計れます。オスの成獣は300kgを超えますが、この体重計なら3頭乗っても大丈夫!!



最後にゴマフアザラシの測定の様子です。アシカと違い「ワタシを一番に測ってぇ~」といわんばかりにどんどん乗ってきます。このため、アザラシの体重測定はいつも難航するのであります。なんとかせねば・・・




ペンギンパレードの舞台裏

  • 2010.01.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館、冬の恒例イベント「ペンギンパレード」
今回はその舞台裏をご紹介します。

ペンギンパレードに参加しているペンギンたちは
パレード期間中、南極大陸水槽ではなく、バックヤードで暮らしています。

朝ごはんの時間が終わったら
ペンギン専用の台車に乗って屋外展示場まで移動します。

penparebutaiura1.JPG
台車に乗りこんでいるところ
坂道だから転ばないようにゆっくり、ゆっくり。

penparebutaiura2.JPG
エレベーターにも乗ります。

penparebutaiura3.JPG
屋外展示場に到着!

penparebutaiura4.JPG
パレード開催日の10時から16時までは屋外展示場ですごします。

パレード頑張ってね!!






ますます大きくなりました!(オウサマヒナ成長記録)

  • 2010.01.10
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当
10.1.7.JPG

生まれてからはや3週間ちょっと。

なんと体重が1kgを超えました。

今では一日に300g以上ものエサを食べています。

生まれた時は220gだったのに・・・

期間限定の展示です。

ぜひ今のかわいいオウサマペンギンの赤ちゃんに会いに来てください。

長旅、おつ!

  • 2010.01.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

12月19日、高知県土佐清水市にある大阪海遊館海洋生物研究所以布利センターから、大きさが人間とほぼ同じ150cmのアカシュモクザメの輸送に成功しました。手前味噌ですが結構スゴイことなんです!

P1010541.JPG

遊泳性のサメ類の輸送は大変難しく、通常は小さなサイズの個体を大きな活魚車の中で自由に泳がせながら輸送する"Free-swimming型"を用いるのですが、今回は大型の遊泳種なので、上の写真のようにシュモクザメの体を固定して前方から水を流して輸送する"Restrained型"という方法を、初めて採用しました。


P1010555.JPG
体を固定している負担を軽減するために、2時間おきに血管内に輸液も行いました。ちなみにこの輸液剤、サメ用に調整したスペシャルカクテルです。

20091219_131626 001_0001.jpg
これは運転しながら、輸送中のシュモクザメの状態をチェックできるモニターです。ハイテクッ~!

20091219_164622 002_0001.jpg
輸送時間はなんと8時間!「無事に海遊館に到着してくれ!ガンバレ、アカシュモク!」と祈る思いで海遊館に到着、ドキドキしながら太平洋水槽にリリース(汗)・・・・・・・・・・・・・・・・・平然と何事もなく泳いで行きました(泣)

次回海遊館に来られたら、この高知県生まれのツワモノを探してみてくださいね。

家族そろって

  • 2010.01.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当

こちら海遊館ギャラリーのカワウソ親子水槽。

これはそこで1日に4回見られる光景です。

カワウソが6頭、家族そろって、扉に鼻をぴったりとくっつけて何をしているんでしょう。

生まれて4カ月になる子どもたちも、いっちょ前にお父さんお母さんの真似をしています。

tougi1229.jpg

実は、これエサやり前の風景。扉の向こうには飼育係員がスタンバイしています。

「ご飯早くちょーだいっ」と言わんばかりに息ぴったり。

 

このカワウソたちのいる特別企画展「発見!体験!ふれあいライブ館」は、2010年1月11日で終了します。

エサやりの時間にしか見ることのできない、カワウソたちの可愛らしい行動をぜひ見に来てください。

お正月

  • 2010.01.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「笑う門には福来る」
この写真、笑っているように見えませんか?実はこれはアカエイのおなか側。
akaei.JPG

ところで、お正月といえばおせち料理ですよね。
ペンギンのおせち料理、というわけではありませんが、ペンギンのエサをご覧ください。きれいに並んだシシャモがおいしそう!
これはお正月用にきれいに並べたのではなく、普段から毎日このように向きをそろえてバケツにいれています。
海遊館のペンギンは係員から手渡しでエサを食べます。
また魚を食べるとき必ず頭の方から丸のみにするのでスムーズにエサやりができるようこのような工夫をしているのです。
esa.JPG



おむつの山!?

  • 2010.01.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当
タオルの山です。

omutu1.JPG

これ、実はペンギンのヒナのおむつ。
おむつといっても、ヒナがタオルを履くわけではなく
保育器の中に敷くんですね。

こんな感じ。
omutu4.JPG
 


かわいい写真が撮れたました。
これはサービスショット♪
omutu3.JPG


こんなに大きくなりました!

  • 2010.01.02
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当
新年、明けましておめでとうございます。
今年も海遊館をご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。


12月14日に生まれたオウサマペンギンのヒナ。
生まれて約2週間でこんなに大きくなりました!

hinataijyuu091231.JPG

1日で体重がなんと40~60gも増えてしまいます。
休み明けにヒナを見ると、その成長ぶりにおどろいてしまうほど。

ちなみに今ヒナが食べているエサは...

hinaesa091231.JPG

シシャモの輪切り。
1日4回のエサで体重の1/3~1/2の量のシシャモを食べてしまいます。
それもそのはず。
ヒナの体のおよそ半分は胃袋なんだそうです!
大食い選手もびっくりですね。

海遊館タイガース

  • 2010.01.01
  • 広報担当
  • 海遊館

新年明けましておめでとうございます。今年も海遊館をご愛顧いただけますよう、よろしくお願いたします。

さて現在、恒例の「今年の干支・寅(トラ)にちなんだ生きもの」を展示しております。

torafugu.jpg

今年の干支の生きものは「トラフグ」。ポチャリしたボディにおちょぼ口、パタパタと動くヒレが、「意外とカワイイ」と好評です。もちろんその倍くらい"おいしそう"という声も。

その他にも海遊館の"トラたち"を探してみましたので、ご紹介します。

まずは、「エクアドル熱帯雨林」水槽のタイガーシャベルノーズキャットフィッシュ。熱帯魚ファンにはおなじみ、アマゾン川を代表する大型ナマズの一種です。

tigersyaberu.jpg

 お次は「太平洋」水槽のトラフザメ。"トラフ"とは漢字で「虎斑」と書き、トラのような模様という意味です。幼魚のうちは体にキレイなシマ模様があるのですが、成長するとヒョウ柄になってしまう困ったチャンでもあります。

torafuzame.jpg

ラストは海遊館No.1のコワモテ、「太平洋」水槽のイタチザメです。英名でタイガーシャークといい、人を襲うこともあるキケンな香りがたっぷりのお魚です。

itatizame.JPG
なお、海遊館のイタチザメは、飼育係からエサをもらうことに慣れているので水槽内の他の魚や、ましてやダイバーを襲うことはありません。

以上、"海遊館タイガース"のご紹介でした。
ご来館の際にはぜひチェックしてみてください。

sp