2024.10.21
ニュース
世界最大のサンゴ礁「グレート・バリア・リーフ」水槽の リニューアルオープン日が11月28日(木)に決定しました。
「グレート・バリア・リーフ」水槽のリニューアルオープン日が、2024年11月28日(木)に決定しました。 「グレート・バリア・リーフ」水槽は、オーストラリア北東沿岸域に広がる世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」の環境を再現する水槽で、1990年の開業以来、多くの方々にご愛顧いただきました。同水槽は"サンゴの生命力"をテーマとした展示リニューアルのため、2023年5月より公開を休止しています。現在はリニューアルオープンに向け、最終調整を行っています。「グレート・バリア・リーフ」水槽の展示概要、各種詳細につきましては、後日改めてお知らせいたします。
2024.10.04
生きもの情報
オスのジンベエザメ「海」がやってきました!
10月2日(水)にオスのジンベエザメ(愛称:海(かい)、推定年齢7~8歳、全長4.7m、推定体重約700kg)を搬入し、3日(木)より一般公開しています。 海遊館で飼育していた2頭のジンベエザメのうち、オスの「海」に小型の記録装置(データロガー)を装着した後、故郷である太平洋へ放流し、自然の海での回遊経路の調査を開始しました。あわせて、高知県にある海遊館の研究所で飼育していたオスのジンベエザメを新しく「太平洋」水槽に搬入しました。 現在、メスの「遊」とともに、2頭で泳ぐ様子をご覧いただけます。海遊館では、オスのジンベエザメの愛称は「海」を引き継ぎます。 新しくやってきたジンベエザメ「海」 今回搬入したジンベエザメは、2024年7月23日に高知県土佐清水市の定置網に入網し、翌日に以布利センターに搬入しました。以布利センターでは餌付けや健康管理に伴うトレーニング、血液検査を行っており、海遊館搬入後は健康管理、生態研究を継続しながら「遊」とともに2頭展示を行います。
2024.09.03
生きもの情報
ジェンツーペンギンと海鳥エトピリカのヒナが誕生しました
「南極大陸」水槽と「アリューシャン列島」水槽で親鳥が子育て中です 2024年8月7日にジェンツーペンギン、8月18日にエトピリカのヒナが、それぞれ1羽ずつ誕生しました。 ジェンツーペンギンのヒナ (8/28撮影) エトピリカのヒナ(9/3撮影) ジェンツーペンギンのヒナは現在、「南極大陸」水槽で親鳥と暮らしています。時折、ヒナに口移しで餌を与える等の子育ての様子をご覧いただけます。誕生直後は親鳥の体に隠れて見えないくらいの大きさでしたが、今では体重が1㎏を超えるほどに成長しました。 エトピリカのヒナは、2021年に海遊館で誕生した「ちりっぷ(オス)」が初めてメスとペアを形成し、誕生しました。エトピリカの継代繁殖(館内で誕生した個体が、次世代の繁殖に携わること)は、海遊館では初となります。 現在は「アリューシャン列島」水槽の巣穴の中で子育てをしているため、ヒナの姿や子育ての様子はご覧いただけませんが、生後約50日ほどで巣立ちを迎える予定です。両種のヒナを通して、生命誕生のすばらしさをお伝えできればと思います。 「南極大陸」水槽と「アリューシャン列島」水槽の親鳥の子育ての様子 今回誕生したヒナについて [ ジェンツーペンギン]産卵日:2024年6月30日(日)孵化日:2024年8月7日(水)性 別:不明 体 重:79.2g (孵化直後)約1200g (9月3日) [ エトピリカ]産卵日:2024年7月8日(月)孵化日:2024年8月18日(日)性 別:不明 体 重:54.0g (孵化直後)約160g (9月3日)親 鳥:父「ちりっぷ」(2021年海遊館生まれ)、母「けろち」
2024.07.25
調査・研究
ミナミイワトビペンギンの凍結精子を用いた人工授精に成功しました
2022 年の初成功に続く、世界 2 例目の快挙! 海遊館は、葛西臨海水族園(東京都江戸川区)と共同で取り組んでいるミナミイワトビペンギンの人工繁殖研究において、凍結精子を用いた人工授精に成功しました。本種での凍結精子を用いた人工授精は、2022年に両園館で達成した世界初成功に続き世界2例目、海遊館では初めての成功です。 凍結精子を用いた人工授精個体と判明したミナミイワトビペンギンの雛(写真中央:7月20日撮影) 雛は現在、海遊館「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽で親鳥が子育てをしており、時折、雛に口移しで餌を与える等の様子をご覧いただけます。雛の成長は順調で、飼育員は毎朝の体重測定や観察で健康状態をチェックしながら、子育てを見守っています。 今回実施した人工授精の結果 《親鳥》母:海遊館メス 父:葛西臨海水族園オス 《精子の処理》凍結保存《人工授精の実施日》4月19日、 22日、24日《産卵日》5月3日 《孵化日》6月4日《DNA検査の結果》人工授精による雛と判明 ※世界2例目 ミナミイワトビペンギンの人工繁殖研究について 海遊館では2011年より、野生下において絶滅の恐れがあり、日本国内での飼育個体数も減少傾向にある本種の繁殖生態の解明と人工繁殖技術の確立を目指した研究を開始しました。2016年からは葛西臨海水族園と連携し、同年に世界初となる液状保存の精子を用いた人工授精に成功しました。2017年には両園館で共同研究契約を締結し、さらなる研究の発展を目指し精子の冷凍保存に取り組んできました。2022年に葛西臨海水族園で誕生した雛が凍結精子を用いた人工授精による個体と判明し、本種では世界で初めての成功となりました。本年度は、葛西臨海水族園で飼育しているオスから精子を採取、凍結保存の処理後に輸送し海遊館のメスに対して人工授精を実施しました。人工授精を実施したメスが産んだ卵が6月4日に孵化(2024年6月10日報道発表済)し、血液による親子判定を実施したところ、葛西臨海水族園のオスのDNAを確認し、凍結保存を用いた人工授精に成功したことが判明しました。海遊館と葛西臨海水族園は協力関係をより深め、本種における人工授精の技術を確立させます。また、この技術を国内外の水族館や動物園に普及させることで、繁殖を推進し、絶滅のおそれがある野生下のミナミイワトビペンギンの種の保存にも貢献したいと考えています。 ミナミイワトビペンギンについて 英名:Southern Rockhopper Penguin 学名:Eudyptes chrysocome分類:ペンギン目 ペンギン科(IUCNレッドリスト:VU (絶滅危惧種)分布 : フォークランド諸島(マルビナス)など南極周辺の島々体長は成熟個体で45~58cm、体重は2.2~4.2kg。ペンギンのなかでも小型の種で、岩場を飛び跳ねながら移動することからこの名前がついたといわれています。目の上にある黄色い冠羽が特徴で、沿岸の岩場の小石や雑草で巣づくりをします。メスは1回の繁殖で通常2個の卵を産みます。ペンギンの中では気性がやや激しく、小魚やオキアミなどを食べます。
2024.07.23
ニュース
【8/9~】「海遊館オリジナルカプセルトイ木彫りフィギュア」を海遊館オフィシャルショップにて限定販売
\どの生き物がでるかはお楽しみ♪/カプセルトイ(ガチャガチャ)にて販売! 2024年8月9日(金)(予定)から海遊館オフィシャルショップ(エントランスビル3階)にて「海遊館オリジナルカプセルトイ木彫りフィギュア」(1回500円(税込)/全5種)を限定販売いたします。今回登場するのは、海遊館で飼育・展示しているジンベエザメ、イトマキエイ、アカハナグマ、ミナミイワトビペンギン、ワモンアザラシの5種類です。 海遊館オリジナルカプセルトイ木彫りフィギュア このフィギュアは、有名な木彫り彫刻家の『はしもとみお』氏が実際に海遊館を訪れ館内で自ら数日間生き物たちのデッサンを行い、それを元に木彫り彫刻を製作し、これを元にフィギュアを製作しました。木彫り特有のあたたかみや細やかな質感を再現しています。フィギュアには、これまで『はしもとみお』氏が製作したことのない種類で、海遊館でも人気の生き物たちを選びました。ジンベエザメの尾びれの先端の割れ目など細かな特徴まで再現しており、各生き物の身体の曲線や仕草は今にも動き出しそうなリアルさを感じさせます。海遊館でしか手に入らない人気者たちのフィギュアをぜひお家でもお楽しみください。 オリジナルフィギュアについて 【商 品 名】海遊館オリジナルカプセルトイ木彫りフィギュア【販売場所】エントランスビル3階「海遊館オフィシャルショップ」【発 売 日】2024年8月9日(金)(予定)~ 【価 格】500円(税込) /1回 全5種類
2024.07.02
ニュース
「Namima(なみま)」~海遊館のイベント広場にもう1つの海~が誕生!
2024年7月19日(金)より、海遊館前のイベント広場に昼夜問わず人々がくつろげる新しい空間、「Namima(なみま)」が登場します。壁面を泳ぐ約16mのジンベエザメを中心に、水面をイメージした屋根で一面の海を表現し、まるで海遊館の外にももうひとつ海が現われたかのような涼やかな空間を演出します。海遊館を訪れる方にイベント広場でもゆったりと過ごしていただけるように、屋根の下にはベンチを設置し、その周りには海遊館で暮らす生き物たちのオブジェがお出迎えします。さらに日没後になると、水面屋根、ジンベエザメなどの生き物オブジェ、そしてベンチはイベント広場をあたたかく照らすライトアップ装飾に変わり、昼と夜で違った雰囲気をお楽しみいただけます。「Namima(なみま)」には、おだやかな波に囲まれた、まるで海の中にいるような空間で、ひとときをお過ごしいただきたいという想いを込めています。また、7/19に「Namima」の登場を記念してオープンニングセレモニーを行います。オープニングセレモニーで海遊館の館長と一緒に除幕式のお手伝いをしてくださる参加者を、海遊館の公式LINEのお友達登録をされている方限定で募集いたします。 ▲ 特設サイトはこちら 『Namima(なみま)』について 【開催期間】2024年7月19日(金)~【開催場所】海遊館メインビル前 イベント広場【料 金】無 料 オープニングセレモニーについて 【日 時】2024年7月19日(金)【開催場所】海遊館メインビル前 イベント広場【内 容】①館長とお客様による除幕式②ゴスペル ミニコンサートAnointed mass choir(アノインテッド・マス・クワイア)...宗教、職業に関係なく一人一人のメッセージを心のハーモニーで表現する日本有数、全国規模のマス・クワイア【時 間】①10:30~(約20分) ②18:20~(約30分) 【オープニングセレモニー参加者募集】 ①除幕式をお手伝いしてくださる親子の方(数組)を公式LINE限定で募集いたします。参加ご希望の方は下記期間中にお友達登録をお願いいたします。(申込み多数の場合は抽選)【募集期間】 7/2 14:00~7/9 23:59 お友達登録はこちらから 夜のライトアップについて 【時 間】日没後~21時(予定)*時期によって点灯時間は変更になります
2024.07.01
生きもの情報
ミナミイワトビペンギンの雛が誕生しました。
展示水槽で子育ての様子をご覧いただけます。 2024年6月4日(火)に、ミナミイワトビペンギンの雛が誕生しました。現在は、ミナミイワトビペンギンを飼育展示している「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽内で、親鳥が子育てをしており、時折、雛に口移しで餌を与える等の様子をご覧いただけます。雛の成長は順調で、飼育員は毎朝の体重測定や観察で健康状態をチェックしながら、子育てを見守っています。 ★6月22日(土)に今年2羽目の雛が誕生しました。1羽目、2羽目とも順調に成長しています。※生物の状況により、予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。また、通常はご覧いただけない雛の体重測定を、飼育員の解説付きで公開実施する特別イベント「のびのびイワトビ!」を開催します。詳細、お申込みはコチラ ミナミイワトビペンギンの親子(6月6日撮影) ミナミイワトビペンギンの雛について【孵 化 日】 2024年6月4日(水)【展示場所】エントランスビル4F「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽【性 別】不明【体 重】63.8g(孵化直後)約177g(6月10日時点) →約1.4kg(7月1日時点) 2羽目の雛の子育ての様子(6月26日撮影) 2羽目のミナミイワトビペンギンの雛について 【孵 化 日】2024年6月22日(土)【展示場所】エントランスビル4F「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽【性 別】不明【体 重】64.8g(孵化直後)約200g(7月1日時点)
2024.06.19
ニュース
【お知らせ】ワモンアザラシのミゾレについて
本日2024年6月19日、おたる水族館で暮らす海遊館生まれのワモンアザラシ「ミゾレ」が死亡したとの連絡を受けました。突然の知らせに私たちも大変悲しく思います。 また、これまで「ミゾレ」を大切に飼育展示していただいたおたる水族館の皆様には心より感謝申し上げます。 「ミゾレ」は、2021年4月1日に、海遊館で初めて繁殖したワモンアザラシです。誕生直後に低体温等の症状が認められたため飼育員が24時間体制でケアを行い、その後、日本初の完全人工哺育によって育てられました。その様子を海遊館公式YouTubeチャンネルやSNS、飼育員によるブログ「海遊館日記」などでお伝えし、愛らしい姿とともに命の力強さを教えてくれました。 「北極圏」水槽にデビュー後も、飼育員との愛らしいコミュニケーションやダイバーとじゃれあう様子が大人気で、展示水槽前にはいつも「ミゾレ」ファンの皆様が集まるだけでなく、ファンの皆様たちの中でもコミュニケーションが生まれ、新たなつながりを作ってくれました。 この度の悲しいお知らせには心より残念に思いますが、「ミゾレ」が残してくれた楽しい思い出やつながりをこれからも大事にしたいと思います。これまで「ミゾレ」を応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。 どうか安らかに。ありがとう、ミゾレ。
2024.05.30
調査・研究
~世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」保全プロジェクト~ クラウドファンディングに挑戦します
~世界最大のサンゴ礁を守る取り組み~『海遊館からつながるグレートバリアリーフ保全プロジェクト』クラウドファンディングに挑戦します。 海遊館では1990年の開業当初より、オーストラリア北東部に広がる世界最大のサンゴ礁・グレートバリアリーフを再現した「グレート・バリア・リーフ」水槽の展示を通して、その自然環境やそこで暮らす生き物の生態を伝えてきました。同水槽は現在、"サンゴの生命力"をテーマとしたリニューアル工事を進めています(2024年秋オープン予定)。 水槽リニューアルに向けた現地潜水調査などを経て、改めてグレートバリアリーフの美しさ、生命の素晴らしさをより多くの方に知っていただきたい、という想いが強くなり、クラウドファンディングに挑戦することとなりました。 皆様からご支援いただいた支援金は、海遊館からの拠出金を合わせてグレートバリアリーフの環境保全に向けて活動する現地NPO団体に寄付させていただきます。今回の取り組みを通して、グレートバリアリーフやサンゴ礁のことをお伝えするとともに、海遊館が架け橋となり、ご支援者様一人ひとりの想いを豊かな海の未来につなげていくことができればと考えています。 今回のクラウドファンディングについて 資金の用途 NPO団体「Great Barrier Reef Legacy」へグレートバリアリーフ保全活動支援として寄贈 実施期間 2024年6月3日(月)~2024年7月31日(水) 目標金額 1,000万円 形 式 All in形式(目標金額を達成しなかった場合も実施) プラットフォーム READYFOR 「Great Barrier Reef Legacy」について グレートバリアリーフの環境保全を目的に設立されたNPO団体。オーストラリアのクイーンズランド州を拠点とし、35年以上にわたってサンゴ礁の調査研究や教育普及活動を行う他、近年ではサンゴの保護を目的とした「バイオバンク」事業にも取り組んでいる。 返礼品一部紹介 海遊館にまつわる様々な返礼品を準備予定です。 ▲カラフルサンゴのECOキーホルダー ▲海にやさしいフラットポーチ ▲ジンベエザメの給餌体験 ▲サンゴ飼育員体験 ※予告なく内容を変更、または中止する場合があります。 海遊館館長より 地球と海、太陽、そしてサンゴ 2019年9月、展示水槽のリニューアル計画を進めていく中で、グレートバリアリーフの潜水調査に参加する機会がありました。書籍や写真や映像などで、現地の自然やサンゴ礁の様子は、十分に理解しているつもりでした。 体験したグレートバリアリーフの海中は、太陽の光にあふれ、白い砂地から巨大なサンゴ礁がそびえ立つ壮大な景観に圧倒されます。波が作る光のカーテンがゆらめき、サンゴたちを照らしていました。 壮大な海、太陽の存在...、奇跡の星、水の惑星と呼ばれる地球を実体感して、この自然を未来の世代に届けていきたいと心から思います。 海遊館館長 村上 寛之
2024.04.17
生きもの情報
「ちびうそ」たちがいよいよデビュー! 昨年誕生したコツメカワウソ3兄弟が「日本の森」へ登場します
2024年4月24日(水)より、コツメカワウソのオスの3兄弟「ヒノキ」「ブナ」「ミョウガ」が「日本の森」水槽で展示デビューします 2023年8月、コツメカワウソの赤ちゃんが4頭誕生しました。海遊館でのコツメカワウソの繁殖は10年ぶりで、バックヤードで親が子育てを行う中、毎朝の体重測定や生後約40日頃に行った離乳訓練、おもちゃで遊ぶ様子などを、Instagramライブやブログ海遊館日記で「ちびうそ」と題しご紹介してきました。今回3頭は、現在バックヤードで同居しているおとなの「ミウ」とともに「日本の森」へ登場します。バックヤードよりも深く広いプールや滝、水中を泳ぐアユなど、展示水槽はちびうそたちの「はじめて」がたくさんあります。新しい刺激にふれながら成長していくちびうそたちを、これからも見守っていただけると嬉しいです。なお、4兄妹唯一のメス「シイ」は、母親「センティ」とともに「NIFREL(ニフレル、大阪府吹田市)」で一足早く展示デビューしています。 左から「ミョウガ」「ブナ」「ヒノキ」の3兄弟と「ミウ」(4月16日撮影) 展示情報 日 時:2024年4月24日(水) ~展示場所:館内7-8F「日本の森」水槽個体愛称:「ヒノキ」「ブナ」「ミョウガ」*いずれもオス同居個体:「ミウ」5歳・オス、2021年に香港オーシャンパークから搬入※生物の状況により、予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。