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エトピリカお引越しまでの記録2 ~みんなの誕生日~

こんにちは!今回は、エトピリカたちの「お誕生日」の様子をご紹介します。エトピリカの繁殖期は春から夏にかけて。そのため、海遊館で暮らしているエトピリカたちは、7月・8月生まれが多いのです。今年も、みんな元気に誕生日を迎えることができました!そして今年は、「いわぼっけ」にとって記念すべき1歳のお誕生日!まだまだあどけない表情を見せてくれるいわぼっけですが、無事に1歳を迎えることができました。それでは、今年でみんな何歳になったのでしょうか!?・おこっぺ 15歳・けろち  16歳・ところ  16歳・しゃり  12歳・さるる   7歳・ちりっぷ  5歳・いわぼっけ 1歳こうして並べてみると、16歳から1歳まで、幅広い年齢のエトピリカたちが一緒に暮らしていることがわかりますね。毎日一緒に過ごしていると、それぞれの性格や行動にも個性があり、年齢を重ねるごとに見られる変化もあります。今回は、そんなエトピリカたちのお誕生日の様子を、写真でお届けします。ぜひ、それぞれの表情にも注目してご覧ください。ちなみに、7月組のお誕生日は「氷」でお祝いしてみました!ところが......みんなかなりビビってしまい、誕生日らしからぬ行動になってしまいました。▼しゃり▼ちりっぷ(海遊館生まれ)そして、最後にお誕生日を迎えたのは「いわぼっけ」です!7月組の反応を見た飼育員は、少し作戦を変更。いわぼっけには、生まれて初めて食べた「ワカサギ」と「オキアミ」をプレゼントしました!さて、いわぼっけはどんな反応を見せてくれたのでしょうか?その様子は、ぜひ動画でご覧ください。 オキアミには手は付けず...ワカサギのみ食べていたいわぼっけでした(笑)お引越しまでの記録はまだ続きます!次回もお楽しみに!!

鳥類

2026.09.02

  • #エトピリカ

以布利通信Vol.116「灼熱の魚採集」

こちらは6F「特設水槽」。アオリイカの他、マイワシやクロホシイシモチを展示しています。クロホシイシモチは以布利センターの地元、高知県土佐清水市では「ゲンナイ」という名前で呼ばれています。6F「特設水槽」に展示しているのは以布利のゲンナイたちです(実はアクアゲートにもいます)。今の時期になるとペアになって岩影に潜んでいるのをよく見かけます。繁殖の際はオスが卵をくわえ、孵化するまで何も食べずに卵に新鮮な海水を送り続ける、いわゆる「イクメン」なお魚です。採集方法は釣りですが、30分釣っても5個体程度しか集まらず(これに関しては私が下手なだけ・・・?)、そして炎天下・・・熱中症警戒アラート鳴りまくり・・・ノルマを達成できないどころか、このままではこちらがスルメのように干からびてしまうわ!!!何とかならんものかと頭を抱えていたところ、前任者は夜釣りで300個体くらい集めたという情報が・・・!夜なら熱中症のリスクも低く、なによりも釣れるというのであれば、やらない手はない!一人だけでは効率が悪いため、人海戦術として他のスタッフにも協力してもらい、夕方くらいにいざ出陣!結果はたくさん釣れました! ちなみに以布利センターの現地スタッフは生まれも育ちもこの辺りなので、釣りがとても上手です!大阪生まれ大阪育ちの私も精進せねば・・・!以布利センタースタッフの「汗の結晶」であるクロホシイシモチ(ゲンナイ)たちをぜひご覧いただければと思います!

海洋生物研究所「以布利センター」

2026.08.30

夏といえば、タコクラゲ!

まだまだ残暑が厳しいですが、夏といえば、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?夏休み、海水浴、スイカ、そうめん、セミの声......。思い浮かぶものはたくさんあります。では、「夏を感じる生きもの」と聞かれたら、何を思い浮かべるでしょうか。私にとってそれは、タコクラゲです。7月末に、以布利センターで採集したタコクラゲが海遊館にやってきました。現在はバックヤードで飼育中で、搬入時は傘の大きさが1cm~5cmほどでしたが、約3週間で3cm~8cmほどに成長しています。タコクラゲならではの魅力は傘に見られる水玉模様です。水槽の中では、リズムよく傘を動かし、水流にゆられながら元気に泳いでいますが、その姿を見ていると、「今年も夏が来たなあ」と感じます。写真を見ると、水槽内が青く見えるかもしれません。これはタコクラゲの体内で共生している褐虫藻が光合成をしやすいように、青色のライトを当てて飼育しているためです。褐虫藻は光合成によって栄養を作り、その一部をクラゲに渡しています。青色の光の中でふわりと漂うタコクラゲは夏の海を思わせる涼やかな雰囲気を感じると思いませんか?ただいま展示に向けて、成長させているところです。間近でご覧いただける日まで、もうしばらくお待ちください。

無脊椎動物

2026.08.26

  • #タコクラゲ

イルカの体を擦ったら

皆さんこんにちは!私たち飼育員と生きものたちは、日々多くの時間を共有しコミュニケーションをとっています。生きものたちの給餌時間以外にも、生きものが要求していることを飼育員が理解し実施するなどで、お互いにコミュニケーションを深めたりしています!皆さんは、実際にどんなことをするの?と思いますよね!一例として、カマイルカではおもちゃを要求してきたたり、身体を擦ってもらおうと近寄ってきたりするんです!今回は飼育員たちがカマイルカの体を擦っている様子をお届けしたいと思います!まずはトトがステージに上陸して体を擦られているところをご覧ください! このように飼育員が体を優しくゴシゴシ擦っていくと、手にたくさんの垢がついてくることがあります!これは古い皮膚が垢となったもので、自然界で暮らす野生のイルカは、イルカ同士で体を擦り合わせたり、高くジャンプをして水面に体を打ち付けることによって垢を落としているんです。海遊館で暮らすカマイルカ達たちも皮膚に垢ができると、給餌中やフリータイムに近寄ってくることがあるので、体を擦って垢すりの手伝いをします!また、下記の2つの写真を見ていただくと、体表が黒い部分からは黒い垢が!白い部分からは白い垢が出てきます!イルカたちの皮膚は2時間に1回変わると言われており、一日では12回ほども皮膚が変わります。皮膚を常に新しくすることで、水の抵抗が減り、効率よく泳ぐことができます。皆さんも、イルカたちの垢すりをしてリラックスしている姿をぜひ当館まで見に来てください。

哺乳類

2026.08.22

  • #カマイルカ

以布利通信Vol.115「以布利クラゲ調査 その1」

夏真っ盛り。ハンディファンが手放せなくなってまいりました。以布利センターです。さて、今回は以布利センターで実施している、ある調査をご紹介します☆以布利センターでは、3年前より継続してクラゲ調査を実施しています。高知県では全域でクラゲ調査は実施されていますが、以布利周辺に特化した調査記録はないため「この環境でクラゲ調査しないのは、もったいない!」という前任者の行動力により調査が始まりました。調査は、プランクトンネットを使って海中のクラゲを回収する方法をとっています。その際に、海水の塩分濃度や水温も記録として残しておきます。▼こちらが採集で使用するプランクトンネットです!他にもシュノーケリングや、漁師さんの船に乗せていただくこともあり、ハナガサクラゲや、沖合で遊泳する激レアクラゲに出会えることも!前任者は2023〜2025年の調査で61種のクラゲを確認しています。参考までに、大阪湾のクラゲ調査では2021年〜2025年で32種確認なので、以布利港のクラゲ相がかなり豊かであることが伺えます...!そして今回(2026年)は4〜7月までの調査で、18種のクラゲが確認されました。その一部を紹介します。▼ギンカクラゲ台風の後にやってきました。毒が強いので注意!▼コモチカギノテクラゲ「子持ち」の名の通り、若い個体は自分のクローンをポンポン出して増えます!飼育してみると、やっぱり勝手に増えてますね...。▼ハネウミヒドラ日の入り後にポリプからいっせいに離れます。生殖のために生まれるため、クラゲの寿命はわずか数時間。ちょっと切ないクラゲです。他に見つかったクラゲたちも、またブログでご紹介したいと思います!まだまだ分かっていないことが多い、以布利周辺のクラゲたち。どんなクラゲがいるの?どこにいるの?何時になったら出てくるの...?分からないことだらけです!今後も調査がんばっていくぞー!笑

海洋生物研究所「以布利センター」

2026.08.20

(最終回)北極圏への道2026 ようこそ海遊館へ

7月31日。約1か月半の北極航海を終え、函館に帰ってきました!!到着してからは手分けして研究機材などを積み下ろし、お世話になった方々へご挨拶して解散!これにておしまい、めでたしめでたし...ではないのが「北極圏への道」。私たちは生きものたちを大阪まで連れて帰るという最後の大仕事が残っているため、おしょろ丸でもう1泊。輸送の準備を済ませて早めに就寝しますzzz...8月1日AM4:00。いよいよ最後のお仕事開始です。なんと、おしょろ丸の乗組員の皆さんもお手伝いに駆け付けてくださいました!生きものを種類や大きさごとに仕分けするチーム、袋に酸素を入れて縛る「パッキング」をするチーム、袋を保冷剤と一緒に箱に詰めるチームに分かれて作業を進めていきます。箱の数は全部で23箱になりましたが、乗組員さんのご協力もあり予定よりかなりスムーズに終わらせることができました!本当に感謝です(TAT)生きものの受け取りは海遊館組にお任せして、今度こそ北極圏への道は最終回を迎えるのでした。~~~~~ところ変わって海遊館組。生きものを運ぶ飛行機便に変更があり到着が遅くなりましたが、当日中に大阪へ到着しました。車の座席を一部収納して、なんとか載せきれました。ギリギリ!海遊館では、「番外編」でご紹介した新水槽に生きものを収容しました。水槽の水と袋の中の水は水温などの数値が違うので、生きものに負担がかかりにくいよう少しずつ慣れさせながら移していきます。こうして生きものたちを無事に海遊館へ連れて帰ることができました!これからは健康管理を続けながら、展示デビューに向けて準備を進めます。時期が決まったら海遊館HPのニュースなどでお知らせします。お楽しみに!!

北極圏調査2026

2026.08.16

  • #北極圏

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