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イズヒメ2歳おめでとうぅぅ!!

みなさんこんにちは!今回は海獣や動物ではよくありますが、魚類では珍しいブログになります!それは魚の誕生日!!ということで、6月1日、バックヤードで飼育している3尾のイズヒメエイが2歳になりました!拍手~っ!お祝いに誕生日ケーキを作ろうと思ったのですが、なかなかいい案が思いつかず、とても簡単な誕生日ケーキをつくってみました。それがこちら!シシャモで数字の2を作ってみました。笑こ、こういうのって気持ちが大事ですからね!手抜きなわけではないですからね!毎月月初めにイズヒメエイの計測を行っているため、ケーキと共にお祝いしてみました!この子は一番大きなエイで体重はなんと5.58kg!一番小さいエイが1.54kgなのでおよそ3.6倍...!成長率の違いに驚かされます。これが産まれた日の写真で、体重は平均で174gでした!成長を感じられて、とてもうれしいです!現在、このエイたちの両親は「太平洋」水槽にともに展示しています。イズヒメエイと非常に似ているアカエイと間違えないように!お腹側の縁が黄色いのがアカエイ、茶色いのがイズヒメエイです!両方ともオスとメスが一匹ずついますので探してみてくださいね!

魚類

2025.07.09

  • #イズヒメエイ

花だけじゃないよ(クチナシ)

「日本の森」に朝、佇むとほのかに花の良い香りがします、とはいえ今年は梅雨明けも異常に早く、もう花も終わりかけてしまってますが...香りの正体はクチナシの花です。クチナシはアカネ科の仲間でなんと!コーヒーの木が近い仲間だそうです。東南アジアに広く分布し、日本では静岡県以西の本州や四国、九州、南西諸島の森林に自生します。温暖でやや湿った半日陰の場所を好みますが、園芸種として用いられることも多く、海遊館に来る途中の街路でも見られます。道端で香りと花の姿を見かけたら、少し遅れて「日本の森」で花が開きます。花が咲くのは6~7月で、よい香りがするということで、春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイとともに夏のクチナシとして「三大香木」と呼ばれます。どの花も香りが特徴的ですね。クチナシの名前は諸説ありますが、冬になる実が熟しても口が開かないため、「口無し」に由来するといわれています。「死人に口無し」という言葉を連想させるとして、庭に植えることを好まない人もいらっしゃるようです。しかし、花は学名の Gardenia jasminoides からわかるようにジャスミンのような良い香りだし、実は生薬や染料として用いられるなどたいへん有用な種なのです。身近なところだと、たくあんや栗きんとんなどの色付けに使うため、お正月前にはスーパーや八百屋さんで売っていることもあるそうですよ。クチナシの色素はこのように黄色だけでなく、赤や青もあるのだとか。3種類の色素を混合し、カラーバリエーションを生み出すことも可能だというので、すごいですね。花は有名ですが、実はあまり気にしていなかったので、「日本の森」のクチナシ、今年は実についても注意深く見守りたいと思います。

植物

2025.07.07

  • #日本の森

以布利通信99「海のプラネタリウム(夜光虫)」

梅雨入り前のとってもいい天気の日に、日課のクラゲ探しに出かけました。今日も暑いけど、海はきれいだな~と歩ていると...港の奥の方がいつもと違います。めっちゃオレンジやん!これはもしや...!そう、夜光虫です。いや、何それ?と思われた方も多いと思います。「夜光虫」と言われてもピンと来ないかもしれませんが、「赤潮」と言われたら聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?夜光虫などのプランクトンが大量発生して一か所に固まると、海が赤く見えるので赤潮と呼ばれます。ちなみに水中から見るとこんな感じ。小さなつぶつぶが集まっているのがわかります。さて、この夜光虫、夜に光る虫と書きますが、その名のとおり光ります。が、カンカン照りの海では光っててもわからない!そこで少しだけ水ごと夜光虫を捕まえてセンターに持って帰りました。そして暗い部屋で揺らしてみると... おぉ!光った!赤潮と聞くといいイメージがないですが、こうやって見るととてもキレイです。何事もいろんな角度から見たり考えたりすることが大切だなぁと思う今日この頃です(飛躍しすぎ...?)

海洋生物研究所「以布利センター」

2025.07.01

こぶこぶデビュー(コブエイレネクラゲ)

みなさんこんにちは(^▽^)/ 突然ですが、皆様にぜひ見てほしいクラゲをご紹介します! このクラゲは現在 "コブエイレネクラゲ" といいます。 このクラゲは特に珍しいクラゲでは無いのですが、少し変わった経歴があります。 実は、数年前まで水族館の中でしか見つかっておらず、このクラゲについてあまり分かっていませんでした。 ところが、実は中国ではすでに見つかっており、別種(ギヤマンクラゲの仲間)として誤登録されていたのです!  今回、コブエイレネクラゲは大量の稚クラゲが発生したのですが、クラゲが沈まないぎりぎりの弱めの水流をエアレーションで発生させて管理してみました。クラゲ担当曰く、通常通り、止水で管理するほうが育つのでは?とのことでしたが、今回のクラゲたちは止水では全く育たず、水流を発生させたほうが育ちました。その後、形が崩れてしまう個体が出てきたり、徐々に消滅する個体が出てきたりと展示できるサイズまで育つかハラハラドキドキでした。今回、私が初めて管理に関わったクラゲを展示デビューさせることができたので、うれしくてブログに書いてみました。海遊館では久しぶりの展示になります。みなさん是非私が育てたクラゲを見て、SNS等にたくさんアップしてくださいね!

無脊椎動物

2025.06.29

  • #クラゲ

アシカの赤ちゃんが産まれました!

2025年6月12日午前8時00分に「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカの赤ちゃんが産まれました。出産したお母さんの愛称はアスカです。アスカは過去、3回出産を経験しており、今回で4回目の出産になりました。アシカは妊娠できる期間が1年のうちでごくわずかな期間に限定されており、また出産日の特定が難しい生きものです。今回、より安心してアスカに出産してもらえる環境を整えるため、事前のエコー検査や体重測定など、獣医師との連携を密にしてより一層トレーニングに努めました。 しかし5月に入ると、出産が近くなっていた影響か、日に日にアスカはナーバスになり、今まで順調だった検査やトレーニングが不安定になっていきました。お腹はどんどん大きくなり、体重も過去最高まで上昇。いつ生まれててもおかしくない状況がつづき、飼育員は毎日ドキドキの日々。そして6月11日、アスカはエサを食べなくなり、我々は待ちに待った出産の兆候だと確信しました。24時間体制で観察をつづけ、翌朝6時頃に出産が始まりました。そして2時間後、多くの飼育員らに見守られる中で無事に出産! ※ ↓ 出産シーンの映像ですので、ご視聴にご注意ください※ 赤ちゃんも元気そうで、数時間後には授乳を確認することができました。性別はオス、体重は9.4㎏で、母子ともに健康状態は良好!!!※アスカは出産4回目にして初めての息子です。赤ちゃんは生後1週間を超え、どんどん行動範囲やレパートリーが広がっています。まだ体が小さく岩陰に隠れているため、観覧通路から少し見えにくいかもしれませんが、随時、成長の様子をお届けしたいと思います!

赤ちゃんブログ

2025.06.20

  • #カリフォルニアアシカ

祝!「古賀賞」受賞

ブログでも何度も紹介している、ミナミイワトビペンギンの人工繁殖研究。昨年、世界で2例目となる冷凍精液を用いた人工授精によるヒナが誕生しました!このヒナもう大人と変わらない大きさまで成長し、元気に過ごしています。この度、このミナミイワトビペンギンの人工繫殖研究が、日本動物園水族館協会が定める「古賀賞」を受賞しました!古賀賞!? なにそれ? 初耳.........。そうですよね、この古賀賞、一般的な知名度はほぼありませんが、この業界の中では実はとってもすごい賞で、国内の動物園水族館に与えられる賞の中では最高に栄誉ある賞なのです。希少動物の繁殖における特に優れた業績や、繁殖が難しく世界的にも重要な種の繁殖に成功した場合に贈られる賞で、受賞するのは海遊館では初めてのことなのです。先日その授賞式に葛西臨海水族園のスタッフと海遊館スタッフとで参加してきました。(ミナミイワトビペンギンの繁殖研究は、葛西臨海公園と海遊館の共同研究です)授賞式の様子はこちら。(豊橋総合動植物公園提供)立派な金屏風のある会場での授賞式に少し緊張しましたが、最後はみんなでニコリ。(豊橋総合動植物園提供)授賞式の後には受賞記念講演も行いました。(豊橋総合動植物公園提供)この研究は、2011年から開始し、今年で15年目に入ります。その間、3羽の人工授精によるヒナが誕生しました。ミナミイワトビペンギンの繁殖生理の解明や人工授精技術の開発はようやく目途が立ってきました。ここからの目標は、この技術を使って、国内のミナミイワトビペンギンの繁殖の問題(繁殖率の低さ)を解決していくことです。また、この研究の最終目標は、この人工繁殖技術を野生下のペンギンの保全に役立てることです。野生下のミナミイワトビペンギンは、気候変動や漁獲の増大による餌生物の減少などが要因で生息数が減り、国際自然保護連合(IUCN)が制定するレッドリストでは「危急種(VU)」に指定されているなど絶滅が危ぶまれています。今はまだ、この技術を活かすタイミングではないかもしれませんが、いつの日かペンギンたちに危機が迫った際には、動物園水族館の飼育下だからこそ得られた繁殖技術を活かし、ペンギンたちの未来をまもることができればと考えています。【過去の人工繁殖についてのブログ】人工授精へのチャレンジ(2024.04.27) 葛西臨海水族園とタッグで世界初の快挙達成(2022.08.16)今年もチャレンジしました(2021.08.08)ミナミイワトビペンギン人工繁殖(2018.05.07)

ペンギン

2025.06.19

  • #ミナミイワトビペンギン

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