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クリオネのお食事事情

小さな白い体を持ち、羽ばたくように泳ぐ姿が人気のクリオネ。 日本名では「ハダカカメガイ」といって、名前のとおり貝の仲間です。水中を泳ぐための翼のような部位「翼足(よくそく)」を持っていて、名前の「ハダカ」は貝類の一番の特徴ともいえる貝殻を持たないことが由来です。貝類の中では、「裸殻翼足類」(らかくよくそくるい)に属しています。ここで少し疑問に思われたかもしれません。「裸殻ということは、殻があるグループも存在する?」と。そのとおり!殻を持った「有殻翼足類」(ゆうかくよくそくるい)の貝もいるんです!クリオネほど名前がよく知られている生きものはあまりいませんが、代表として「ミジンウキマイマイ」をご紹介します。 ミジンウキマイマイは、こちらもグループ名のとおり、殻を持った翼足類の貝で、写真の下側が殻、そして殻から翼足を出して羽ばたきながら泳ぎます。殻をよくご覧いただくと、巻貝であることもお分かりいただけると思います。実は、このミジンウキマイマイはクリオネの大好物♡どちらも冷たい海域で暮らしていて、クリオネはミジンウキマイマイを見かけると普段の愛らしい姿から一変、頭部から「バッカルコーン」という触手を伸ばし、捕食します。 バッカルコーンを出す姿は水族館ではあまり見かけることがありませんが、時々何かの拍子にその様子を見せてくれることがあります。見れたらラッキー!クリオネの水槽を見かけたら、ぜひチェックしてみてください。

無脊椎動物

2025.09.19

  • #ハダカカメガイ

シマアジの成長記録

こんにちは、9月に入って夜が少し涼しくなり秋を感じるようになってきましたね。今日は「太平洋」水槽にいるシマアジの成長記録です。以布利通信69「水槽デビューを目指して」↑この投稿はおよそ2年前で、2023年の夏に以布利センターから約30匹のシマアジが「太平洋」水槽にやってきました。シマアジたちは、ジンベエザメと一緒に遊泳することで、周りの大きな魚から身を守りながら、おこぼれの餌をもらって暮らしています。特に餌の時間になると、「自分が一番餌を食べるぞ!」と伝わってくるくらい、ジンベエザメの口の前でオキアミやイサザアミを食べています。ジンベエザメの給餌担当者曰く、シマアジがジンベエザメに吸い込まれないように網でガードするのが大変だそうです。(ジンベエザメの吸い込む力は、1回の口の開閉で約100Lもの水を吸い込むくらい強力です!)そして、すくすくと成長していき...なんと、シマアジたちが無事、全員大きくなりました!水槽に搬入した時は9cm、10g程だったのが、今では45cm、1.5kg程に成長しました。▲搬入時▲現在今では、シマアジだけで群れを作って泳いでいる姿や、イトマキエイの餌のおこぼれをもらったり、餌のイカや魚を拾ったりと賢く餌を食べている様子をよく見ます。夜間や、ゆったり泳ぐときにはジンベエザメに付きやすくなります。やはり、安心するのでしょうね。実はこのシマアジたちは私が以布利に赴任後、1年目の時に採集して、海遊館に来た同級生です。同級生のシマアジたちの成長を見て、私も成長しないといけないなと思う飼育員でした。

魚類

2025.09.18

  • #シマアジ

ジッとこちらを見つめてる?

水槽の周りを歩いたり作業をしていたりすると、時折視線を感じることがあります。も、もしかして幽霊!?と視線の方を見ると... きゃ〜!シロワニがこちらを狙ってる!? 生きものたちがこちらを見つめている瞬間、つまりは正面から見た顔を見かけることがあります。 このシロワニは「太平洋」水槽で暮らすサメで、比較的温厚な性格に反して正面から見るととてもイカついお顔をしています。水槽内を悠々と泳ぎ回っているので、ふとした時に正面を向いて泳ぐ姿を見られるかも...?? 次はこちらです。 明らかにこちらを覗き込んでいますね、、?こちらはヤイトハタで、シロワニと同じく「太平洋」水槽の生きものです。この魚も水槽の端っこでジッとしていることが多く、正面のお顔を捉えやすい魚ではありますが、こんなにも下から覗き込んでいる姿はレアです。 続いてはこちら。 「瀬戸内海」水槽よりホウボウです。翼のような形をもった胸びれが特徴的で、胸びれの一部が変化した3対の胸びれ(胸鰭遊離条)でよちよちと歩くように移動する魚です。ジッとこちらを見つめる顔は、何か言いたそうに見えますね(笑) 最後がこちら。 お、怒ってる?? 「北極圏」のツノガレイです。目の後ろにあるツノ状の骨質突起が特徴的で、普段は砂の下に潜りジッとしていることが多いのですが、この時は珍しく砂から出ており、ムッとした口をしてこちらを見ていました(笑)個人的には顔を正面から見られる機会は少ないので、捉えられて嬉しかったです。 皆さんも生きものを見ている時に視線を感じたら振り返ってみてください。私たち飼育員もまだ見た事がない、生きものたちの多彩な顔を見られるかもしれません。

魚類

2025.08.28

  • #シロワニ

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