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現場ならではの裏側をのぞいてみませんか?新しい発見がたくさんあるかも。

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頭がこんがらがるサツキとツツジ

冬の間は色があまりなかった「日本の森」では葉っぱも芽吹き、ぼちぼち花も咲き始めたため、だんだんと華やかになってきました。こちらはヤマブキ黄色い花がかわいいです。ヤマブキの別名は「ヤマブリ」といい、細いしなやかな枝が風に揺れる様からついた呼び名が変化してヤマブキになったといわれています。そして、こちらは外でも今が満開のツツジ。白とピンクのツツジです。私のイメージではうちのツツジってピンクだけじゃなかった?と思うのですが、今年は白い花が良い感じに咲いてくれました。ヤマブキもそうですが、ツツジも日本では古くから親しまれていることから品種改良が進んでいます。なんてったってツツジの仲間は世界に4,000種以上あるそうで、品種も加えるとその数は膨大!ところで、「日本の森」にはツツジの他にサツキもあります。でも、「サツキとツツジってどう違うのだろう?サツキツツジっていうのもなくない?」と思い、頭が混乱してきたので、少し調べてみました。 サツキもツツジの仲間ですから、サツキのことをサツキツツジというのはあながち間違いではないみたいです(和名はサツキです)。で、ツツジとサツキの違いは以下の通り ツツジ サツキ 開花時期 4~5月 5~6月 花の大きさ 6cm程で大きい 4cmほどでやや小ぶり 花の咲き方 つぼみが一斉に開く ばらばらと咲く おしべの数 5~10本 5本 新葉が出るタイミング 花が咲いてから 花が咲く前 葉の形状 葉の長さ4~5cm 表面に光沢なく、ざらざらした触感 緑の毛が生えている 長さ2~3cm 表面に光沢あり、つるっとした触感 茶色の毛が生えている 葉の触り心地 やわらかい かため 樹の高さ 5~10mになることがある 1m程度 と、いろいろあります。今咲いている花々は花の咲く時期や葉のようすからツツジにまちがいありません。実はサツキも探してみたのですが、背が低いためか、よくわかりませんでした。もうそろそろ花が咲くでしょうから、見つけたらお知らせします。そして、私としてはこちらをみなさんにぜひ見ていただきたいです。ちょうどサワガニのいる滝の階段をおりる手前でついっと上のほうに目をやると...ハウチワカエデ(右)とイロハモミジ(左)を下から見るかたちなのですけど、なんか幻想的じゃないですか?両種ともカエデの仲間で、いわゆるモミジの仲間です。色は華美ではありませんが、お気に入りの1枚となりました。こちらもぜひ見てくださいね。

植物

2026.04.27

俺の姿を見ろ!(今のオシドリ)

先月、日本の森のオシドリを下から見たようすをご紹介しました。(→いつもと異なる「日本の森」の見方)ただ、春から初夏にかけてはオシドリの繁殖期なので、この時期に美しい姿になるオシドリ雄としては、下半身よりは上半身を見てほしいと思うでしょう。なので、上半身を紹介します。特に目立つのは後ろのほうにあるイチョウ羽です。銀杏(イチョウ)の葉っぱの形をしているのでそのように呼ばれています。翼についている風切り羽の中の1枚なんですよ。こちらは正面から見たところくちばしもいつもより赤みを増し、頬から首の下にむけてはぎざぎざした羽がおしゃれ~。くちばしの上から頭頂部は緑がかった羽と白い羽がラインのように配置されています。頭頂部から後頭部にかけては茶色と白い羽が流れるように生えていて、私は「ちびまる子ちゃん」にでてくる花輪君みたいだなあといつも思っています。胸のあたりは紫がかった褐色で、両端は黒と白のラインが並びます。どうだ、美しいだろう!と圧が強い(笑)では、この時期の雌の姿は?雌は冬羽も夏羽もあまりかわりませんね。でも、すてきな姿の雄を選んで、これから産卵期に入るという重要なお仕事が雌には待っていますから。この時期しか見られない雄の美しい姿を見てやってください(個人的には下半身のほうが推しですが...)。

鳥類

2026.04.17

  • #オシドリ

ミナミイワトビペンギンの繁殖シーズン到来!

暖かい日が増え、満開の桜や入学式など "春" を感じるようになりましたね。この時期、「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽で暮らすミナミイワトビペンギンは繁殖期を迎えます。繁殖期のスタートは「巣作り」です。海遊館では、ミナミイワトビペンギンの巣の材料として、日除けに使う「よしず」をばらして短く切った棒のようなものを与えています。ペンギンたちは「よしず」をくちばしでつかみ、それぞれの巣に集めていきます。さて、そんな春のある日、「よしず」を水槽内に入れたら...巣作りを待ちに待ったペンギンたちは一気に「よしず」を集め始め、あっという間にすべて "売り切れ" 状態になってしまいました。落ちている「よしず」をこのようにくちばしでくわえて、巣に運んでいきます。これを何度も何度も繰り返し、巣にたくさんの「よしず」を集め、立派な巣を作るのです。もっともたくさんの「よしず」を集めたのは、R307とR211のペアのペンギンです。でも、飼育員は知っています。R307は夜な夜な他のペンギンの巣に侵入し、「よしず」をこっそり盗んでいることを。ばっちり監視カメラに写っています。これからペンギンたちは本格的な繁殖モードになるので、いつもと違う様子になります。ぜひじっくり観察してみてください。

鳥類

2026.04.15

  • #ミナミイワトビペンギン

クラゲ担当の推しクラゲ!

みなさんこんにちは!今回ご紹介するのはエダアシクラゲですこのクラゲは傘の長さが稚クラゲで1mmほど、成体で3mmほどで、傘の高さは大きくなっても5mmほどにしかならない小さなクラゲです(※現在、展示は行っていません)▼成体▼稚クラゲこのクラゲの特徴は名前のとおり触手の付け根の部分から枝分かれして生えている触手です。触手の根元には光を感じることができる眼点があり、光に集まる習性があります。ポリプ(クラゲなど刺胞動物の形態のひとつ)も枝分かれしてる?▼ポリプこのクラゲは再生力もすごくて、口柄(傘の中心にある部分。先端に口がある。)さえ残っていたらきれいに再生するようです。また、エダアシクラゲはなぜかいろいろな水槽で突如現れます。「どこから発生した??」飼育員は首をひねっています。他の水槽で「なんか透明のちっちゃいクラゲでた!」って思ったら、大体エダアシクラゲのことが多いです。少しやっかいな扱いをされがちなクラゲですが、担当者はぴょこぴょこ泳ぐ姿がとても好きです。普段は底に沈んでじっとしていたり、なにかにくっついているのですが、水替えをする時に刺激で泳いだので、ご覧ください。 か、かわいい,,//みなさんに見ていただきたい思いでいっぱいなのですが、残念なことに、現在の「海月銀河」にはこのサイズを展示できる水槽がありません(涙)そこで!エントランスビル4階にある「飼育員カウンター」にて、時間限定で、不定期ではありますが、時々お客様に見ていただくことがあります。なんともおもしろくて、担当推し!のいとおしいクラゲを見ていただけたらうれしいです!

無脊椎動物

2026.04.13

  • #エダアシクラゲ

ゴマフアザラシ達の誕生日

ゴマフアザラシの繁殖期は3月から5月で、出産は2月から4月頃です。海遊館のアザラシたちも2月と3月は誕生日ラッシュでした。そこで、お祝いとして氷ケーキをプレゼント!2月4日生まれ、24歳になったメスの「ナナ」ナナは海遊館生まれのアザラシです。給餌中の舌ペロがとってもかわいいのでぜひ注目してみて下さい!一瞬ですが!3月1日生まれ、14歳になったメスの「ラピス」ラピスも海遊館生まれのアザラシです。絶賛換毛中(年に一回毛が生え変わります)で古い毛と新しい毛が混ざっている状態です。一週間か二週間で全身ピカピカになった姿をご覧いただけるかと思います!3月10日生まれ、13歳になったメスの「美桜」美桜は加茂水族館生まれで、2015年に海遊館にやってきました。こんなにプリティなお顔をしていますが実は海遊館一の体重です。なんと100kg超え!他のアザラシ達と比べると比較的全身が黒いので見分けやすいかもしれません。3月19日生まれ、4歳になったメスの「おんぷ」おんぷは男鹿水族館生まれで、2024年に海遊館にやってきました。海遊館の末っ子です。少し前に換毛が終わり、これぞゴマフアザラシ!の綺麗なグレーのゴマ模様になりました!無事に綺麗に生え変わってくれてよかったです。ここからご紹介するアザラシは野生から保護された個体の為、誕生日や正確な年齢はわかっていません。推定13歳になったオスの「しげのぶ」現在は繁殖期!メスにアピールを頑張っているものの、あまり上手くいっていないしげのぶです。給餌終わりにはいつも余韻(通称うまみタイム。飼育員が勝手に名付けました)を楽しんでいます。しげのぶのうまみタイムの様子 → 餌のおわりを信じられないアザラシたち 推定22歳になったメスの「ショウ」水槽のすみっこが大好きで色々なところに挟まっているので、姿が見えなさすぎて心配になるときもあります。推定22歳になったメスの「ダイヤ」ウインク頂きました!!一児の母のダイヤです。海遊館アザラシNo.1の食いしん坊で、餌が欲しいとすぐにブーブーと鳴いてアピールします。給餌が終わって、水中に戻っても水面からガン見されます(笑)氷ケーキをプレゼントした際の写真は以上です。これからも、いっぱい食べて、健康に過ごしてね!※エンリッチメントとして、普段と違う形などの氷を様々なイベントなどで与えています。

哺乳類

2026.04.11

  • #ゴマフアザラシ

しげのぶ恋物語

みなさんこんにちは。  海遊館では、「モンタレー湾」水槽で暮らすオス1頭、メス6頭のゴマフアザラシたちの繁殖シーズンが、2月後半から始まっています。海遊館のゴマフアザラシは展示水槽で暮らしています。今回はオスのしげのぶがメスたちに猛アピール!している奮闘記録をお届けします。 最初の相手はナナ。ゴマフアザラシの繁殖期は2月~4月頃、交尾は水中で行われることが多く、オスがメスに抱きついて、首や背中辺りを噛みます。しげのぶが頑張る中、ナナの何とも言えない表情。 取込み中なんだよ!!とでも思っていたのでしょうか。 お次はショウ。陸場で給餌をしていると、しげのぶが水面でブーブー鳴いてアピール!給餌が終わると上がってこようとしていました。しげのぶの必死さに飼育員少し引く、、、ですが結局上がれず、悲しそうに待っていました。 最後はラピス。最後の閉め作業をしていると 「ワンッ!」 ん?犬?陸場の方を見るとラピスがしげのぶを全力拒否。犬のような鳴き声の正体はラピスでした。ラピスの鳴き声は特徴的で、私は聞いたことがないですが、人間のような「キャー!!」と鳴くこともあるそうです。もし動画でとれたらまた皆さんにお届けしますね♪皆さん、ぜひしげのぶを応援しに海遊館に遊びに来てくださいね! -->

哺乳類

2026.04.07

  • #ゴマフアザラシ

以布利通信vol.110「花よりイモリ」

すっかり春の陽気につつまれる今日この頃、高知県は最高気温が20℃を超える日も出てきており、日中は半袖でも快適に過ごせるようになっています。春を代表する花といえば菜の花ですが、以布利センターの近くでも、美しい菜の花畑が広がっています。花粉症の私は、車の中から眺めるだけで鼻がムズムズしてきたため、写真を1枚撮って退散。。。本日のお目当ては春を感じることができるこちらの生きものでした!枝に隠れたこの生きものは「アカハライモリ」です。アカハライモリはその名のとおり腹側が赤く、皮膚にフグと同じ "テトロドトキシン" という毒をもつことで知られています。高知県のレッドリストでは保全すべき "注目種" に指定されている貴重な生きものです。なぜ、アカハライモリが春を感じられる生きものかというと、アカハライモリのオスは、繁殖期である春になると、尾の付け根が膨らみます。今回観察をした個体もしっかりと尾の付け根が膨らんでおり、繫殖期を迎えたオスであることがわかります。地元の方にお話を聞くと、「昔は春に田んぼに水を張るために用水路の水栓をあけると、うじゃうじゃ出てきたがよ~」とおっしゃっていました。今は昔に比べると、田んぼが減り、彼らを見かけることも少なくなったそうです。うじゃうじゃのアカハライモリに囲まれたかったなと、少し寂しくなりましたが、元気に繁殖期を控えている彼らを見て、彼らのような生きものたちのために少しでも自分ができることをしよう!と、ごみを拾って帰りました。

海洋生物研究所「以布利センター」

2026.04.01

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