祝!成人の日
- 2014.01.15
- 魚類担当
1月13日は成人の日。20歳になった皆様、おめでとうございます。
海遊館にも20歳になった動物が何匹かおります。そのうちの1頭が、何度もこの「海遊館日記」に登場しているコツメカワウソ「ニッキ」です。
お祝いのイセエビ(の殻)をどうぞ!
ニッキに与えようとしたら、同居しているロックやオリーブに奪われてしまいました。
でも、まだあるから、大丈夫。
むむっ、なんじゃ?これは?
パリポリ...
なかなかうまいのう。いい顔だね。
ニッキは名古屋の動物園で生まれ、海遊館にやってきたのは1997年。パルやカエデとの間にこどもができました。今では子孫たちが全国各地に行っています。
そんなニッキには、すごい過去があります。実はニッキ、北海道で初めて展示されたコツメカワウソなのです。
2002年の春~秋に、パルの妹・カリンと共に網走のオホ-ツク水族館で展示されました。当時の記事(網走新聞 平成14年4月28日号)です。
オホーツク水族館とは、以前からラッコやクリオネでお世話になっており、北海道でコツメカワウソを展示したいということだったので、ニッキとカリンがお手伝いに行ったわけです。
私も夏に視察に行きましたが、広い水槽でのびのびと、イカとかホタテとか本州では考えられない餌をたんまりもらっていて、びっくりしたのを覚えています。
残念ながら、同館は閉館となりましたが、当時担当してくださった皆様、ありがとうございました。
ニッキは元気でやっています。