海遊館日記

2013年3月

「ワモンアザラシ」水槽、悪戦苦闘中!

 「新・体感エリア」の「ワモンアザラシ展示水槽」の水質測定結果です。
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サンプル水の色が青やピンクになるほど、水質がよくありません。

では、ワモンアザラシではなく、「水の様子」をご覧ください!
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幸い、水に濁りや変色はないので、お客様にご覧頂くことに問題はありません。

水槽のろ過器の役割は、ゴミを取ることと、微生物の働きによる水の浄化です。
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新しいろ過器なので、微生物がうまく働いていないのが原因のようでした。

状態の良いろ過器から、砂(微生物が付いている!)を取り出して、新しいろ過器に入れて様子を見ることにしました。
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黒い粒々が、種砂です。目で見ることはできませんが、たくさんの微生物がいるはずです。上手く働いてくれることを期待しています。

密談!?

 「新・体感エリア」オープンを控えての1シーン。擬氷テーブルを囲んでの密談!?です。

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アラレ(左):「明日オープンやで、めっちゃ見られるんちゃうん。なんかはずかしいわ。」

ユキ(右) :「でも、ここは快適そうやん。」

モヤ(真ん中) :「お客さんが見に来たら、アピールせなアカンのんちゃう。ていうか今写真撮られてるし・・・。」

関西弁かどうかは分かりませんが、こんな会話が聞こえてきそうな感じでした。

ちなみにフブキは陸上でぐっすり寝ていました(右奥)。

※アラレ♀、ユキ♀、モヤ♂、フブキ♂はワモンアザラシの愛称です。

地下鉄「大阪港駅」に水槽を設置してきました!

 海遊館の最寄り駅は、大阪市営地下鉄中央線「大阪港」駅です。

このたび、『新・体感エリア』オープンに合わせて、大阪港駅のホーム及び出入り口通路のリニューアルが実施されました。写真は出入り口通路です。サイドに海遊館の生き物がいるのがわかりますか?
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その記念として、3月16日に当館とコラボしたウェルカムイベントが開催されました。

 一日駅長を務めたのが当館のマスコットキャラクター「トビ-君」で、司会は鉄道タレントの古谷あつみさん。

私たち飼育係は、カクレクマノミたちの水槽と、ジンベエザメの頭部レプリカを設置しました。
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約2時間のイベントでしたが、大阪港駅を利用して海遊館にお越しになられるお客様に水槽を見て喜んでいただけたのではないでしょうか?
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それにしても皆さん、カクレクマノミはよくご存知で、人気が高いのにびっくりしました!!

巣材投入中です

イワトビペンギンが暮らす、予備水槽(現在は新・体感エリアと2ヵ所で飼育しています)では、
順調に繁殖準備が進んでいます。

仕切り板を設置後、何とか落ち着いてくれた様子。まずは一安心です。

次はステップは巣材の投入です。
海遊館では消毒後、適度な長さに切った『よし』を使用します。
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水槽の中に入れると、ペンギンたちは一生懸命、自分の巣へ運びます。
ペンギンたちは巣作りから子育てまでオス、メス共同作業なんですよ♪

でも何でもOKではないようで、お気に入りだけ選んで運ぶんですよね~。
私には全部同じように見えるんですが、何が違うんでしょうか???

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当然ながら一日で完成する訳ではありません。
これではまだまだ不十分です・・・

今後も毎日、ペンギンたちの様子と巣の状態を確認しながら巣材の足して行きます。
はたして立派な巣は完成するんでしょうか。
担当としての心配はまだまだ尽きません。
頼むよ!!頑張って立派な巣作ってよ!!!

只今トレーニング中!!

現在、予備水槽の一つにナルトビエイを飼育しています。
(一部の)スタッフにはナルちゃんと呼ばれ人気者。

大きな展示水槽に移動しても、しっかりと餌を与えたり、病気になった時に
ストレスをかけず治療が出来るように只今トレーニング中です!!

最初は、水槽の蓋を開けただけでも警戒してバタバタと暴れていましたが、
今はこの通り!!スタッフの手から餌をもらいます。
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最近は、もう一段階レベルUP!!
ということで、水槽内にダイバーが入り餌を与えられるようにトレーニングしてます。

皆さんとお会いできる日も近いかな??
展示デビュー出来るようにスタッフとナルちゃん頑張ります\(*⌒0⌒)♪

待望の展示水槽完成!

この度、待望のイワトビペンギン専用の展示水槽が完成いたしました。

イワトビペンギンは海遊館で飼育しているペンギンの中で最も気性が荒く移動ケージにそのまま入れるとケンカを
すぐに始めてしまうため、写真のように仕切りを作製し移動しました。

仕切りイワトビ.jpg
このケージはペンギンパレードでオウサマペンギンを移動していた時のものです。

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見事に整列して(させられて)います。


そして新施設へ到着しリリースしたところ・・・
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生物との距離はかなり近いです。
ただ水槽内に手は入れないで下さいね。噛まれると大けがしてしまいますので・・・

さすがイワトビペンギン!
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ピョンピョンと岩を上ります!

う~ん。でも岩の形をもっとハードにしても良かったかな。

今後はこの新施設で健康的に飼育し、将来繁殖を目指します!




変わりました!!

平成25年3月13日「新・体感エリア」オープンにあわせて係員の制服が変わりました。
みなさんお気づきになられたでしょうか?

これは新しい制服の仕分け作業をしている様子です。
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二人とも真剣そのもの。

飼育係員50人分の制服を1人1人のサイズに合わせて仕分けなければいけません。

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係員1「○○さんのポロシャツが1枚足りませ~ん!」
係員2「あっちにあるやんっ!」
そんなやりとりをしながら作業すること1時間半、なんとか終えることができました。

これが、新しい制服です。
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みなさん、ぜひ覚えてくださいね!

おっと、まだまだ作業は終わりません。
今までお世話になった古い制服の片付けが・・・

こんなところもリニューアル!!

先日の3月13日、ついに「新・体感エリア」がオープンいたしました。

今回のリニューアルオープンに合わせまして、係員の制服もリニューアルされました。
ちなみに前の制服がこちら

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黄色一色のポロシャツで、裾はズボンにINするデザインでした。
(ポロシャツの腰辺りがピシッときまっていなくてスミマセン・・・)

また、バックのロゴも比較的小さくプリントされていました。

さて、次は新しい制服です!

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まず色が黒色メインに水色といったものになりました!

またポロシャツの裾はズボンから出して着るデザインに変更されています。

バックのプリントも海遊館もロゴが大きくプリントされています。

これで私たち係員の気分もリニューアルして、「新・体感エリア」の展示を頑張って
行きたいと思います!

サワガニのかくれんぼ

ある日、他の飼育係員から「サワガニって一匹もおらんけど...」

「えっ、ほんまに~」早速サワガニの水槽へ。
石をひっくり返して、返して...
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10~15匹は見つけることが出来ました。
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す、少ない...確かにこの冬は、寒く、死んでしまうカニも多かったけど...。
すぐには、入手できないし...ど、どうしよう。

 【春一番】が観測された翌日の朝、サワガニの水槽を見ると、「いたー」!
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しかもザーッと見て30匹以上もいるではないですか。一体どこに隠れていたの???
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長生きの秘訣?

「エクアドル熱帯雨林」水槽のリスザル・ジャックは今年の7月で20歳になります。リスザルの寿命は10~15年といわれているので、ジャックはかなり長生きかと思われます。
ところで、海遊館ではリスザルには1日3回、朝はイヌ用の人工飼料、お昼前はリンゴやバナナなどの果物、夕方はサル用のペレットとゆで卵、缶詰のコオロギなどを与えています。
果物を食べている印象の強いリスザルですが、野生下では昆虫や小動物なども食べており、結構肉が好きなんだそうです。
で、ジャックですが、朝やお昼の餌を持って行くと、手渡しすればとりあえず食べるものの、あまり積極的ではありません。
しかし、朝の餌の後に、同居しているショウジョウトキ給餌に行くと、異常に目をランランとさせて近づいてくるのです。
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ショウジョウトキは肉食の鳥で、当館ではオキアミや小さなエビ、ワカサギやシシャモなどを与えています。
ジャックの狙いはこれらなのです。
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トキの餌は小さな池にまいてやります。その上、「食べられてなるものか!」となるべく池の真ん中に置くようにするのですが、トキが食べる時、まきちらして端にいった餌はサルに取られてしまうことも。
しかし、ジャックは前肢が濡れるのもかまわず、自ら取ってしまいます。
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普通、リスザルは水に濡れるのを嫌がるのに、この執念...。
満足げなジャックじい。
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長生きする個体は違うよね~♪
ちなみに週2回ある、ピラルクなど魚の給餌の際も大好きなアマエビを狙い、係員につきまとってます。

ワモログ☆その2

みなさん、こんにちワモン!←海遊館の新キャラクター「ワモンちゃん」のまねをしてみました。
ワモログ更新します。
さて、前回はワモンアザラシについてざくっと紹介しましたので、2話目の今日は海遊館のワモンアザラシについてもう少し詳しくお話しましょう。

海遊館で暮らすワモンアザラシはオスとメスが2頭づつの計4頭。
普段私たち係員は彼らのことを親しみを込めて「ワモさん」と呼んでいます。
そして4頭にはそれぞれ愛称がついています。
今日は「フブキ」を紹介したいと思います。
推定年齢6歳のオスで、4頭の中で一番大きい個体です。
常に自分のテリトリーを意識していて、他のアザラシが近づくと「ガーッ」と声をだして威嚇することもあります。
そして彼の一番の特徴は黒くてしわくちゃの顔。
こんな感じ。
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お客様にも「犬のパグみたい。」とよく言われています。
これは顔が濡れている時の写真ですが、体毛が乾いているとまた違った雰囲気になります。
こちら。
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全体的にふんわりしているのが分かりますか?
でもやっぱり顔はしわくちゃなのです(笑)
とても特徴のある顔なので初対面でもきっと見分けられると思います。
日中は水面に直立し水中の縄張りを見張っていることが多いので探してみて下さいね。

ではおしまいに≪今日のプチネタ≫です。
~夜に観察をしていた時の出来事~
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寝ている時もテリトリーのチェックを怠らないフブキなのでした。

では次回のワモログもお楽しみに!



「日本の森」にも春が来た!

 やっと寒さがやわらいでまいりました。暖かくなるとほっとしますね。

さて、「日本の森」ですが、サワガニの滝を降りる前に、上を見て頂くと、現在、スモモの花が満開です。

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スモモは中国原産ですが、日本には奈良時代に伝わったとされ、古事記や日本書紀、和歌などにも詠まれている木です。毎年、この時期になると白い花が咲き、夏前には甘い実をつけます。

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今年は花が多いので、「実も多いといいな!」と思ったり...昨年は不作だったのです。

あっ、この実はリスザルやハナグマのおやつですよ。決して人間のおやつではありません。

 

また、カワムツなどがいる水槽の上にはモモの木があります。モモも中国原産ですが、縄文時代か弥生時代にはすでに食べられていたようで、スモモより前に日本にやってきたらしいです。

モモの花はスモモよりやや紅色がかっていて、咲く時期はスモモより遅いのですが、結構長い期間咲いています。ただ、この木はなぜか実がなることはありません。なぜだ??

モモの後には、カワウソコーナーの左上にあるオオシマザクラが咲きます。今日、見てきましたが、まだ芽吹いたところかな?

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これらが咲くと、「春が来た」と思う日本の森の担当です。

皆さんもたまには日本の森を見回してくださいね。

老兵は死なず、ただ去りゆくのみ

2013年3月13日 4台の階段がひっそりと引退した。

 

ここは、「アクアゲート」水槽のバックヤード。

大きな梁があり、通行の妨げになっていた...。


そこで4台の階段が登場した。1998年4月のことである。

写真1 アクアゲート水槽バックヤードCIMG2386.JPG 

数か月前、階段たちと設備担当との間でこんなやり取りがあった。


(担当者) そろそろ引退して、ゆっくりしたらどうですか。

(階 段) いや~、まだひと頑張りできますよ。

(担当者) でも、傷だらけだし、ステップも欠けてきているしね。

(階 段) もう少し頑張りたいんですが...

(担当者) 飼育係員が踏みぬいて、怪我をしても困るし、もう新しい連中もスタンバイしていますから。

(階 段) そういう事ならしょうがないですね。

 

階段は、"老兵は死なず、ただ去りゆくのみ"と言ったそうな...

写真2 劣化した階段CIMG2389.JPG

 (劣化した階段)


写真3 スタンバイしている階段CIMG2390.JPG

(スタンバイしている階段)


写真4 取替が完了した階段CIMG2401.JPG

(取替が完了した階段)

詳細画像

以前、この海遊館日記内で口の中を紹介したのを憶えていますか?
今回は、ラッコの焦点をあてて体の各部をお見せいたします。

まずは前脚
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そして後ろ脚
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さらに尻尾
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これは耳
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最後に鼻
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よーく見ると変わった形をしていますね。
他の生き物たちも色々な形をしていますのでご覧になってみてはいかがですか。

再登場!?

いよいよ始まりました、「新・体感エリア」。もうご覧になりましたか?

ワモンアザラシをはじめ、いままで海遊館で見れなかった生物が目白押しです。

しかし、その中にも再登場を果たした生き物もいるのです。


少し前まで、「ふあふあクラゲ館」でクリオネを展示していたことをご存知の方もいらっしゃるでしょう。

それが「新・体感エリア」の北極生物のコーナーで再登場しています。

しかも!生き物だけでなく、水槽も同じものを再利用しているのです。

でも、水槽をそのまま使いまわしているのではありません。

前回の飼育経験をふまえて、さまざまな改造を施し、より強力にバージョンアップしての再登場です。


クリオネやクラゲのような浮遊生物は、一般の水槽ではうまく飼うことができず、特殊な専用水槽が必要です。

しかしその構造には「正解」があるわけではなく、まだまだ発展途上。どのような水槽がいいのか、飼育係が自ら考えなければなりません。

今回の改造でも、担当飼育係の経験の粋を集めて設計しました。


さて、どんな水槽になったかというと、、、それは内緒です。

企業秘密!なんだか大企業の社員みたいだな~

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イルカ通信3月号~噛みたい、噛みたい♪~編

みなさんの楽しみってなんですか?

イルカたちの楽しみのひとつにおもちゃ遊びがあるのですが、そのおもちゃをご紹介。
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これは、【アバ】と呼んでいる、漁業などで使われている浮きの一種です。
これを口の先で押したり、水中に沈めたりして遊びます。

そして、大きな口で噛んで遊びます。
最終的には噛み過ぎて破壊することもあります。


これが破壊されたゴム製のラグビーボール。

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穴が開いて、中に水が入ってしまいました...

そしてこれ。
キャンディーの包み紙みたいでしょ^^?
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でもね、こうなる前は一番最初にご紹介した黄色いアバのように丸い形をしていたんです。
黄色いアバよりも小さめの10㎝くらいの大きさなのですが、イルカの口にフィットしすぎて、歯が当たる部分が見事に削れてしまいました。


楽しんでくれるのは嬉しいけれど、大切に遊んでほしいなぁ。



プチ リニューアル?

3月13日に新展示が始まりました。
ここ最近は準備に追われて右往左往する日々を送っていました。

このオープンに合せ、既存の展示もちょこっとだけリニューアル。
どこをリニューアルするかっていうと・・・

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柱の角に設置している魚名板です。
魚名板はその名のとおり、魚の名前を記した板です。

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ちなみに、動物の場合は動名板といいます。

展示通路の魚名板が新しい魚名板に変わります!! (一部を除く)

超常連さんか海遊館マニアさんしか気づかないかもしれませんが、表示する量が圧倒的に増えますので、
さらに充実した魚名板もリニューアルオープンの新展示と一緒にお楽しみ下さいませ。

ワモログ☆始動

2013年3月13日、海遊館に新しい仲間が加わりました。
そう、ワモンアザラシです!

そこで本日より、彼ら「ワモンアザラシの魅力をお伝えするブログ」略して「ワモログ」を始めます☆

そもそもワモンアザラシとはどんなアザラシなのか?
「海遊館にはゴマフアザラシがいるやん。そんなに変わらへんのちゃうの?」

そう思われた方もいらっしゃるかも知れません。
確かに私も初めてワモンアザラシを飼育担当するまで、正直どんなアザラシなのか分からないことだらけでした。

でも毎日彼らと接していく中で色々な発見や面白いエピソードが次々と生まれるのです。
そんな出来事があるたび「あ~、はやく皆に伝えたい!でもまだデビュー前だから話せないー。」というジレンマと戦っていました。
これからは思う存分皆さまに情報発信できるので楽しみにしていてくださいね。

もう、話したいことが山ほどありすぎて何から書けばいいのか悩みます(笑)
まず1話目の今回は、基本的なワモンアザラシのことについてお話します。

ワモンアザラシは、北極海やオホーツク海など北半球の北部に広く分布しています。
海で暮らすアザラシの中でもっとも小型で、太くて丸いコロンとした体型が特徴です。
ホームページや情報誌などで写真をご覧になった方も多いかと思いますが、
体には名前の由来でもある白っぽい輪で囲まれた斑点模様があります。
頭は小さく目が大きいので(小顔・ぱっちり目)きっと海遊館の新アイドルになると確信しています!

ただし、性格がちょっと怖がり屋さんなので、皆さま温かい目で応援していただけるとありがたいです。

ではゴマフアザラシとちょっと比較してみましょう。
まずはゴマフアザラシ代表「ダイヤ」ちゃんです。
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いや~、いい味出してますね。彼女のチャームポイントは小さな目です。
現在体重は100㎏超え。すばらしい貫録です。

次はワモンアザラシ代表「ユキ」ちゃんです。
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くりっとした大きな目。小顔とぽてっとした丸い体型がいいですね。
現在体重約40kg。次期アイドル狙ってます。

『ちょっと、写真の選別に不公平さを感じるんだけど・・』と周りから指摘の声が(汗)
もちろんゴマフアザラシもとっても可愛いので皆さんそれぞれのアザラシに注目してみてくださいね。

おしまいはワモン担当手書きのイラストで紹介。
≪今日のプチネタ≫
yukiheart.jpg
ハートマーク探してみてね☆


イワトビペンギンの繁殖準備を始めました。

明日、3月13日に新しいエリアがオープンします!
そこにはイワトビペンギンの展示水槽ができますが、やはり新しい環境ですぐ繁殖、というには非常に難しく・・・
検討した結果、過去、実績のあるペアは予備水槽で飼育を継続することになりました。

しかし、この実績のあるペアというが歳の差カップルで、オスはなんと29歳。
高齢に伴い白内障もでており、いつ繁殖できなくなってもおかしくありません。

ですので、担当としては今年にかける思いは、並々ならぬものがあります!!

1日でも早く繁殖してもらえるような環境を整えたいと考え、今年はちょっと早めに準備開始です。
まずは第1段階として仕切り板を設置しました。
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さすがに、みんな警戒心がすごく寄ってもきません(悲)
この状態で数日間、行動を観察し、その行動に合わせ板を増設します。
あまりにも嫌がる様子であれば、撤去の可能性もありますが(笑)

ここで繁殖に臨むペアに最高の営巣場所を提供できるよう、頑張りますよ~。

ちなみに・・・
ちょっと気持ちが先走っていますが、産卵後、卵が割れないように人工芝もスタンバイ済み(笑)
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神様~!お願します。
今年はなんとか繁殖成功しますように☆

今は毎日、祈りながら飼育業務に励んでいます。

でーん!

朝、館内を見回っていると、「エクアドル熱帯雨林」水槽のアクリルパネルの前に、レッドテールキャットフィッシュがいたので、カメラでパチリ。

よく見ると、下顎をアクリル手前にある桟に載せています。
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その格好は楽なのかな?

これだけ見ると、とても大きく見えますが、この水槽には2m近いピラルクが3尾いますし、コロソマにも負けてる?
まだまだちびっこです。
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それでも餌の時間には積極的にエビやシシャモの切り身を食べに来ています。
なかなかたくましい?

新しい遊び

最近、ゴマフアザラシのナナが新しい遊びを覚えて、少し(?)困っています。

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それは一体どんな遊びなのかと言うと・・・

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こちらがその瞬間です!(ピンボケですが・・・)

一体何をしているのかというと、掃除をしているダイバーの後ろから

気付かれないようにそっと忍び寄って、いきなり足ヒレをくわえて引っ張るのです!

掃除に集中しているダイバーは、突然足ヒレを引っ張られるので、ものすごくびっくりします!

とっさに振り返ると、そこには驚いたダイバーを見て「やったった感」全開の顔をしたナナがいます。

もし、「モンタレー湾」水槽で掃除をしているダイバーを見かけたら、しばらく観察してみてください。

もしかしたらナナの「新しい遊び」とそれに驚くダイバーを見ることができるかもしれません。


イルカ通信3月号~影からのぞくのは・・・編~

影からのぞくのは...家政婦?
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いえいえ、カマイルカの「ミュー」でした!
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網のところからジィーっとのぞいてきます。
遊び足らないのかなぁ。
しかし、この眼で後ろから見つめられると心地よいものではないですよ。

ミュー、ごめん!時間がある時に遊ぼうね~


かーたん、もうすぐ5歳

海遊館には、海の生き物だけではなく、陸上の生き物もいることをご存知でしょうか。

ジンベエザメのいる「太平洋」水槽を中心に様々な自然環境を再現していることから、水と関係のなさそうな?アカハナグマやカピバラも展示しているのです。

「エクアドル熱帯雨林」水槽でくらす、カピバラのかーたん。
実はもうすぐ誕生日です。

もうすぐと言っても4月18日ですが、今年で5歳になります。
海遊館には4年前にやってきました。

来た時の体重は20kgで、小さくてあどけなかったことを覚えています。
時は経ち、今の体重は当時の倍以上、48kgにまで成長しました。

カピバラはとても穏やかで、比較的すぐ人にもなつきます。
ですが・・・、かーたんはちょっと違います。

まずは100%の疑いから入り、なかなか心を開いてはくれません。
掃除の時に、ホースからちょっとでも冷たい水がかかろうもんなら、もう無理!!
拒否きょひー!!

そんなかーたんも、お食事タイムの解説の時には、しっかり心を開いて私たちの期待に答えてくれます。

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この時ばかりは餌で頭ん中100%なのかな~?

いろんな口の中

生き物たちの口の中ってあまり見る機会はないですよね。

そこで、生き物たちの口の中を一部ですが紹介しますね。

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棲む場所や、食べる物によって歯の大きさや形に違いがあるのがお解りいただけたでしょうか。

 

でっかいタカアシガニ登場!

「日本海溝」水槽では、タカアシガニをはじめとした深海の生き物を展示しています。2月末、大きなタカアシガニが仲間入りしました!
脚を広げると3m以上にもなる世界最大のカニとして知られているタカアシガニですが、今回搬入されてきたのは、とっても大きなタカアシガニです。元気な状態では脚を広げた長さは測れなかったので、重さを測りました!
一番大きなもので14kg、その他でも10kg近いサイズでした。
ちなみに、これまで水槽にいたタカアシガニたちが2~8kgでしたので、水槽はにぎやかになりましたよ。

それでは今回のタカアシガニ搬入から展示までの様子をご紹介します。

今回は神奈川県の水族館から大きな活魚車で約9時間かけてやってきました。(活魚車は、魚を活かしたまま長時間運べる専用の車です。)
活魚車の総重量がなんと25t!で、長さは11mもある大きなトラックですから、海遊館の搬入口に入れるのも一苦労。
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搬入口に着いたら、タカアシガニを移動します!魚は網やバケツ、布バケツなどで運びますが、脚が長く巨大なタカアシガニは、まずフックを使って活魚車から取り上げます。脚がひっかかって折れないよう気をつけねばなりません。
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取り上げたタカアシガニはスポンジをひいた台車の上にのせます。ここでもタカアシガニの脚が折れないよう慎重に慎重に1個体ずつのせます。
また、タカアシガニはこのように水から出して運ぶので、魚のように水合わせの必要がありません。
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さて、台車に載せたら「日本海溝」水槽へ出発!
エレベーターにのるときや、扉の間を通るときもタカアシガニの脚がひっかからないよう、細心の注意を払います。
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エレベーター待ちの時間中に僕たちの名札と比較してみました。名札の大きさは名刺サイズで、これは重さ約8kgのタカアシガニです。
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よく見るとハサミ脚のところを輪ゴムでとめているのがわかりますね。これは他のタカアシガニの脚などをはさんで切ってしまわないよう、ひっかからないためです。
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「日本海溝」水槽に到着すると、水槽の上からタカアシガニを入れます。
水から上げた状態で運んだので、タカアシガニの甲羅に空気が入っていることがあります。
そこで、水に入れた時に甲羅を持ちながら裏返し空気を抜いてやります。
数回カニを揺らして、ぽこっと空気が抜ければ、そーっと離します。
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展示後は、新しく仲間入りしたタカアシガニはちゃんと立ってるか、動いているかなどチェックするため、お客様の通路から観察!
オスがオスのことをメスと勘違いしたのか、激しく抱きあっているものがいて、焦りました。でも、すぐに離れて一安心。
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大きなタカアシガニを運ぶのは屈強?な男性社員が行います(女性でも重さは大丈夫なんですが、カニは幅広くて持ちにくいのです)。
一仕事終え、「今日もがんばったなあ」と水槽を眺める、たくましい貫禄ある背中のお兄さん、満足そうな姿が印象的でした
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「新・体感エリア」の裏側

①予備水槽_640.jpg

上の写真は魚類の予備水槽がある部屋ですが、ここを「新・体感エリア」のLSS(ライフ・サポート・システム)室として生まれ変わらせます。

 ②解体_640.jpg

解体!解体!もう後には戻れません~

 

③どんがら_640.jpg

どんがら~!何もなくなりました!

 

④濾過器_640.jpg

一番重要な濾過槽がドオ~ンと鎮座!「ワモンアザラシ」水槽の濾過槽です。

 

⑤配管_640.jpg

配管も毛細血管のように張り巡らされます。

 

⑥完成_640.jpg

完成!配管や設備機器でぎっしり、濾過槽が見えなくなってしまいました~

これからここが「新・体感エリア」の心臓部となります。

ひみつの特訓

少し前、カワウソ好きなお客様から「"日本の森"でカワウソが飛び跳ねているけど、あれは何してるの?」と聞かれました。

その時は、「たまたま、なんか壁に気になるものがあったか何かで取ろうとしてるのではないでしょうか」とお答えしたのですが...。

ある日のこと、朝の清掃を終え、扉を閉めて展示場を出ようとした時、奥のほうでカワウソがぴょんぴょん跳ねているのに気づきました。

この前、お客様が言われてたのはこのことだ!!誰かと見てみれば、ザクロ君じゃございませんか。

最近、私がカワウソの作業に入るのは久しぶりだったので、他の担当たちに「ねえねえ!ザクロがぴょんぴょん跳んでるのって知ってる?」と聞くと、「あー、奥でやってますよね」「見た、見た!ザクロやろ」と。

「なんや、みんな知ってるんかいな。もう、教えてよー」

ということで、見たことなかったのは私だけみたいです、しょんぼり。お客様、申し訳ございません。

そのような話をしつつ、担当で盛り上がっていると、周りにいた他の担当たちが「なんの話??」と聞いてきます。

でも、現場を見てない人にはこの面白さをなかなかわかってもらえないので、「なんとか映像をとるのだ!」と、張りつくこと数週間!

いざ跳んでいるのを見たのに、カメラ忘れたとか、カメラを持って構えると跳んでくれないとかの苦難を乗り越え、遂に現場を押さえることができました。

いったいザクロ君は何をしているのでしょう?

係員の間では、脱走しようとしている説、濡れた体を乾かしている説、体を鍛えている説など様々ですが、小さい頃から不思議ちゃんのザクロ君のことですから、何を考えているのかは、さっぱりわかりません。

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写真:生後3カ月頃のわんぱくフォー、右からイガ、ニラ、ザクロ、シュロ

 

ぴょんぴょん、手をなめなめ、またぴょんぴょん。

とりあえず、「ひみつの特訓をしている」ということで。

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