【約2万尾の大群雄!】カタクチイワシ約1万尾を搬入しました

2022 年10月28日(金)に、兵庫県妻鹿(めが)漁港から「チリの岩礁地帯」水槽に、カタクチイワシ約1万尾を搬入しました。
今年、カタクチイワシの搬入作業は初めてです。

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「チリの岩礁地帯」水槽


今回の搬入作業により、カタクチイワシの展示数は約2万尾となり、水槽の中をダイナミックに群雄する姿がご覧いただけます。
海遊館ではカタクチイワシの展示を通して、海の不思議とすばらしさをお伝えしたいと考えています。

【カタクチイワシについて】
英名:Japanese anchovy 学名:Engraulis japonicus

カタクチイワシ科。北海道から九州南岸までの沿岸域、瀬戸内海に分布する。沿岸近くの表層付近を大きな群れを形成し遊泳する。最大約20㎝まで成長し、大きく開く口の上顎が目立つため「片口」の名がついた。自然界では、様々な海洋生物の重要なエサとして生態系を支えている。

【「チリの岩礁地帯」水槽について】
水槽容量 :250t  水温:18℃ 展示面積:40㎡

南米チリ沿岸の環境を再現しています。この水槽では、主にカタクチイワシとマイワシを展示しています。

【カタクチイワシ担当飼育員からのコメント】
体が小さく弱いカタクチイワシは様々な海洋生物のエサとなりますが、なすすべなく食べられているわけではなく、天敵から身を守るために大きな群れを作って生活しています。そんな群れを展示するためには、デリケートなカタクチイワシの状態に気を配りながら輸送、搬入しなければいけません。今回追加搬入をすることでより大きくなるカタクチイワシの群れの美しさを、たくさんのお客様にご覧いただきたいです。

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